#ゴルフ_100切りヒント第二章
前回の続きで100切りヒントの2回目です。
今回は2ndショットからグリーン周りについてです。
まずは前回のおさらいを
【おさらい:スコアメイクのカギ】
先ずはラウンド中にスコアを大きく崩す原因を整理してみましょう。
①ティーショットでのOBや池ポチャ、隣ホールへの打ち込み
➁セカンドやサードショットで脱出が困難な林やブッシュへの打ち込み
➂グリーン周りでのアプローチミス(トップやチャックり)
④バンカーから脱出できない
⑤パターの距離感が全く合わずに行ったり来たりの往復パンチ
こんな感じでしょうか。
つまりはこれらのミスを減らせば必ずスコアアップになるはずです。
それでは、それぞれの場面でのヒントを書いていきます。
【追記:2ndショットからグリーン周り】
前回は少し説明が足りない部分がありましたので、追記させて頂きます。
2打目、3打目ではピンやグリーンに「届くクラブ」では無く、「そこから打てるクラブ」や「高確率で前に進むクラブ」を選択しましょう。
傾斜地やラフ、バンカーからFWやUTを無理して打っても、成功する確率は高くありません。
アイアンや場合によってはウエッジで確実に前に進めるようにしましょう。
【アプローチの考え方】
前回、下図のように35ydの花道までボールを運びました。
ボールとピンを結ぶ延長線上にハザードはありません。
多くの方がここでSWとか56°とか58°を選択するのですが、100切りを目指す方は出来るだけミスの確率が少ないクラブが良いでしょう。
具体的には8・9番アイアンかPW、アプローチが苦手な方はパターかUTがベターだと思います。
ここで一番やってはいけないミスは、
①ザックリしてショート
➁トップしてグリーンオーバー
➂シャンクして右バンカーです。
できれば1ピンくらいに寄せたい場面ですが、まずはグリーンに乗せる事を最優先するのが良いでしょう。
上記のやってはいけないミスを防ぐ為には既成概念や習慣を無視して、臨機応変で柔軟に考えてみましょう!
もちろんボールのライ次第ですが、花道であれば安全策はパターです。
この場合は距離があるので、UTをパターの様に使うのもアリです。
9番やPWを使う場合にもパターの様にボールの近くに立ち、パターの様に振る事で確率はぐっと上がります。
注意点としてはSW等で打つよりもボールは飛びますので、2mショートでもOKの感覚でトライして下さい。
花道以外にボールがある場合でも、冬芝や芝が薄い場合は特に有効です。
それと、初心者の方は20ydアプローチのアドレスが100ydを打つ時のアドレスになっている方が結構います。
スタンスの幅やボールとの距離は、あくまでもパターと同じ様にしてみてください。
こうすれば大ケガにはならないと思います。
【バンカーからの脱出】
ある程度ゴルフのキャリアがあると、グリーン周りの変なライにボールが止まるよりも、バンカーに入った方が楽に打てる場合もあります。
しかし、100切りを目指すゴルファーは、まずは徹底的にバンカーを避けましょう。
それでも入ってしまったらどうするか?
プロの様に「バンカーからスピンを掛けて打つ」なんて事を考えずに、脱出だけを考えるなら下記方法を試して下さい。
①打ちたい方向に対してまっすぐにアドレスします(オープンスタンスとか必要ありません)。
➁その際に足の間隔を普段より少し広めにしましょう。
➂ボールは左右の足の真ん中です。
④大きく振りかぶらずに、腰から腰のハーフショットのイメージで腕の三角形をキープしたまま手首を使わないで(コックしない)で打って下さい。
どうでしょうか?大抵はこれで脱出できると思います。
SWを使った場合は10ydキャリーで7ydランみたいな感じでしょうか。
距離がある場合にはPWや9番を使って下さい。(その場合はランが多くでます)
打ったボールは、自分の肩ぐらいまでは上がります。
それ以上にバンカーのアゴが高い場合には、アゴの低い所(横や後ろ)に向けて打って下さい。
長くなりましたので、ここから先は第三章へ続きます。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。