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#ゴルフ_100切りヒント 第一章

今回は前回の告知通り、100切りのヒントを書きたいと思います。
 
あくまでも技術論ではなく、チョットしたヒントや注意点のアレコレでございます。
結果にコミットはできませんが、実際の経験上、かなりの高確率で成功します。

WBCの吉田正尚選手の出塁率くらいです(笑)

ある程度のラウンド経験があり、自分の持ち球(フック、スライス)やミスの傾向を自覚されている方は、より効果的だと思います。
 
長くなりますので今回は第一章として、準備、ティーショットからグリーン周りまでを書きます。

【準備編】


先ずはゴルフ場ですが、できれば初見のコースではなく、何度か行ったことのあるコースを選択するのが良いと思います。

諸事情でそれが難しい場合は、いわゆる「接待コース」と呼ばれるゴルフ場が良いですね。

間違ってもバンカーの周囲が枕木とか、ポットバンカーだらけとか、グリーンが浮島になっているような戦略性の高いゴルフ場やトリッキーなコースは避けましょう。

それとメンバーは出来れば自分以外の3名はある程度ゴルフに慣れている方や中級者以上が好ましいです。

間違ってもメンバー全員が「100切ったことが無い!」なんてラウンドでは、貴方の100切りは厳しいと思います。

それと事前に他のメンバーに「絶対に100切りをしたいので、協力して欲しい!」との意思表示をしておいてください。

それとスコアカードも自分で書かないで、同伴競技者に書いてもらう方が良いかもしれません。
 
そして何より大事なのは、今回のラウンドは100切りが目標だという事を自分自身で十分に理解して下さい。

その為には、「見栄を張らない」「客観的に考える」「結果に一喜一憂しない」を心がけて下さい。

結果として余り盛り上がらないラウンドになるかもしれませんが、目標を達成する為だとご理解下さい。

【スコアを崩す原因】


先ずはラウンド中にスコアを大きく崩す原因を整理してみましょう。

ティーショットでのOBや池ポチャ、隣ホールへの打ち込み
セカンドやサードショットで脱出が困難な林やブッシュへの打ち込み
グリーン周りでのアプローチミス(トップやチャックり)
バンカーから脱出できない
パターの距離感が全く合わずに行ったり来たりの往復パンチ

こんな感じでしょうか。
 
つまりはこれらのミスを減らせば必ずスコアアップになるはずです。
 
それでは、それぞれの場面でのヒントを書いていきます。

【ティーショット編】

ティーグランド

ミドルとロングホールのティーショットは絶対にドライバーを使うなんて決まりはありません。

ドライバーが曲がってスコアを崩す事が多いなら、コース幅の狭いホールや、池・谷・森などのハザードが気になる場合には、迷わず他のクラブで打ちましょう。
 
クラブは何でも構いません。自分の得意なクラブがあればそれで打てばOKです。(残り距離が長くなっても気にしてはいけません)
 
特に得意クラブが無い方は、UTや5番ウッドで打ちましょう。
 
勿論、ドライバーが得意な方はドライバーを振りぬきましょう!
 
その際の注意点としては、①ティーアップの場所➁ティーの高さ➂アドレスの向きです。

初心者の方のティーショットのミスはこれらに起因している事が多いです。

<ティーアップの場所>

練習場と違いティーグランドは平坦ではありません。

ですからティーアップする場所を間違えるだけで、ミスショットの確率は上がります。
 
多くの初心者は何も考えずに、ティーマークから「デベソ」しないギリギリ前にティーアップしますが、そこに落とし穴があります。

下記の画像を参照ください。

ティーグランドを横から見た図

前後の位置関係ですが、ティーマークが➁の時は余り関係無いのですが、①の場合は前方ギリギリにティーアップすると「左足下がり」から打つことになります。

ルールではティーマークから2クラブレングスは後ろに下がれますので、平の所まで下がりましょう!
 

ティーグランドを後ろから見た図

今度は左右の位置ですが、①は「つま先下がり」、➂は「つま先上がり」になります。出来るだけ平坦な部分を探してティーアップして下さい。

<ティーの高さ>

ティーショットでFWやUTを使う際に、不自然に高いティーアップをする方がいます。

これらでのティーショットではティーの高さは、MAXで「ボールと地面の間に指一本入る程度」でOKです。おおよそ1cm以下くらい。

詳しい説明は長くなるので割愛しますが、「この高さにした方が明らかに結果が良い」とだけお伝しておきます。

ショートホールも含めて、アイアンでティーショットする場合も、高くても指1本。 FWやUTよりも若干低めと覚えて下さい。

ティーの高さに注意しましょう!

<アドレスの向き>

ティーアップしてアドレスしたら、同伴競技者に後方からアドレスの向きを確認してもらって下さい。

多くの方は目標より右を向いている場合が多いです(右利きの場合)。

アドレスの向きは、「つま先を結んだライン」ではなく、「肩のライン」を見てもらって下さい。

同伴競技者には事前に、協力をお願いしてありますから、きっと確認してくれるでしょう。

打ちたい方向に肩のラインを合わせたら、無心で振りぬいて下さい。
 
ティーショットはコース幅内に収まれば上出来です。

つまり2打目が打てればOKぐらいで気楽に行きましょう。

ダフリやトップ、テンプラも前に進めばOKと思って下さい。
 
100%ではなく80%くらいの力感でテンポ良く振りましょう!

【2ndショットからグリーン周り】


 さあ、ティーショットの結果はどうだったでしょうか?

ゴルフは上手くいかない事の方が多いスポーツです。

プロだって結構ミスはしますので、100切りを目指す貴方は10回のうち2回くらい上手くいけば上出来だと思って下さい。
 

例えば1H Par4 353ydの2打目に貴方がいるとして、1打目はマズマズの当たりで右ラフに止まりました。

残りは160ydくらいで、グリーン右手前にバンカーがあります。

さてどうしますか?

100を切れない多くの人がここで、5WやUTも持ちます。


100切りの為にはトリプルボギーは避けたい。
できればボギー、悪くてもダボで上がりたい訳ですから、ここでグリーンを直接狙う必要はありません。

「見栄を張らず」「客観的に考えて」、貴方がこの場所からグリーンオンする確率はどれくらいありますか?
恐らく20%以下でしょう。

ならば、ここはナイスショットしてもグリーン手前のバンカーに入らない番手で打つのが安全です。

つまりは8番か9番アイアンで打つ方が成功の確率は格段に上がります。

実際にはボールのライやコース・ロケーションにもよるのですが、常に客観的に確率的に高い方を選択しましょう。
 
ロングホールでも絶対に届かないのに、2ndショットで3Wを持ちたがる人がいますが、届かないなら3打目が打ちやすい場所にレイアップするのがセオリーです。
 

さて、8番アイアンで貴方が打ったショットはトップ気味ではありましたが、フェアウェイを転がり上手くバンカーを避け、花道左サイドに止まりました。

結果、ピンまではおおよそ35ydです。


果たしてここからどうなるのか?こうご期待!
 
ここからは次回、第二章へ続きます。
 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


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