個人事業開業(6) 会計事務の準備
会計ソフトの選定
個人事業で大切なのは会計処理。確定申告もスムーズに行わなければなりません。私には経理的な知識もありません。そのためには会計ソフトが必須。数ある会計ソフトの中では有償のものも無料のものもあります。そんな中で私が選んだのは「やよいの青色申告クラウド」。少し前になりますが、弥生給与を使っていた経験があるので、なんとなく弥生がいいのかなという単純な理由です。それに1年間無料というところも魅力でした。クラウドですからパソコンに負担もかからず、スペックの低い私のノートパソコンでもサクサク動きます。
まあ、結局のところどこのメーカーの製品も機能は似たり寄ったりなので、あまりここで選定時間をかけるよりも、早く使い始めて慣れるほうが良いというのが私の考えでした。
会計事務所にはあっさりと…
会計ソフトだけではかなり不安だったので、ここはお金払ってでもプロに任せようと考え、以前お世話になったことのある会計事務所に顧問契約できないか電話してみました。
会計士の先生はかつての私の部下の娘さん。電話した時は留守で事務の方に伝言をお願いしておきました。夕方になって娘さんではなくお母様から、「顧問契約するとお金かかるで自分でやりゃ〜 結構みんなそうしとるよ〜 わからんかったら教えたるでいつでもこや〜いいがね〜」と名古屋弁丸出しの電話があり、経験上個人事業を開業しても売り上げなんてそんな簡単に得られない事をよく知ってみえるなと感じました。
ま、ここは言われた通り、いざとなったらお願いするとして、まずは自分でやってみることにします。
本屋に直行し勉強開始
とはいえ、経理のことなんか素人同然の私。ちょっとは勉強しなきゃと名古屋駅前の大きな本屋へ出向きます。
あるわあるわ個人事業の入門本が。どれを見てもこれまた内容はよく似てて(似てなきゃおかしいのですが)、結局イラスト多め、文字少なめ、最近出版された本を2冊買って帰ります。
自宅に帰ってからひたすら読みます。意味わからなくてもまずは一通り読みます。するとどうでしょう。内容がわかってなくても読んだ満足感でわかった気分になります。まぁ、これでは学生時代の一夜漬け失敗テストと同じ結果になりますのでダメですけどね。
でも二度三度と読みながら、会計ソフトを触っていると、少しずつ意味がわかる部分が増えてきました。今では税理士さんの0.1%くらいは理解したつもりでいます。あとは会計ソフトに全てお任せすれば万全です(笑)。
会計ソフトはやはり便利…かな?
早速、開業費用を会計ソフトに入力してみます。うーん、科目なんて知らなくても勝手に分類してくれるし、項目選んで入力するだけ。とても楽です。でも本当にこれでいいのかは全くわからないです。
とにかく確定申告がうまくいくのか不安でしかないのが正直なところ。特に私の場合は7月まで給与収入もあるし、確定拠出年金もあるし、厚生年金も国民年金もあります。それはどうやって入力するのかサッパリわからない💦
まぁ、まだ時間もあるし、いざとなったら例の会計事務所に泣きつけばいいかと気軽に考えております。
さてここまできたら、あとは開業届けを出して開業するのみ。
このあたりのお話は次回に…。
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