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Lesson0-2 基礎知識②
前回に引き続き、Pythonの基礎知識について書きます。すでに使えるよって方は読み飛ばしてください★
プログラミングの基本
まずはこちらをダウンロードしてください。ダウンロード先は「game」フォルダです。すでにダウンロードしてる方はそれを使ってくださいね。
これからお見せするプログラムを貼り付けるためのスペースが確保されています。コピペの方法も書かれているのでご参考までに★
# マウスでコピーしたい部分をドラッグして選択状態にします
# 右クリック → コピー(Copy)を押します。 もしくは「Ctrlキー」を押しながら「Cキー」を押します
# これでコピーができます
# 次に貼り付けたい場所をクリックしてから
# 右クリック → 貼り付け(Paste)を押します。 もしくは「Ctrlキー」を押しながら「Vキー」を押します
# これで貼り付けができます
############################################################################################
#### ↓↓ ここに貼り付けてください ↓↓ ####
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# 貼り付けたあとは、「上書き保存」してください。
# 保存後ターミナル画面(黒い画面)で「python basic.py」と入力して「Enter」を押してください
# これでプログラムが実行されます。
if文で条件分岐処理(パターン分け)をしよう
if文とは「もし○○なら、こんなことをする」というプログラムを作るコマンドです。例えばこんなプログラムを書いてみましょう。
※コピーしてbasic.pyに貼り付けてみましょう
# if文(条件分岐)、コメントアウト&インデント
a = 1
#a = 2
if a == 1:
print("番号は", a ,"です")
else:
print( a ,"なので 1 じゃありません")
書けたらファイルを上書き保存して、ターミナルで実行します。
![](https://assets.st-note.com/img/1705473703957-gGPYGrWDl7.png?width=1200)
こんな感じで出力されます。
では仕組みを解説します。
「a」という名前の箱があります。これは変数と呼ばれていて中身を自由に入れ替えられます。
a = 1
# a = 2
今は「1」が入っています。
if a == 1:
print("番号は", a ,"です")
else:
print( a ,"なので 1 じゃありません")
この文は
もし a の中身が 1 だったら、『番号は a です』と書き
それ以外なら『*なので 1 じゃありません』と書きます
という文になります。
# a = 1
a = 2
if a == 1:
print("番号は", a ,"です")
else:
print( a ,"なので 1 じゃありません")
↑ここでは a = 2 としました。これで実行すると
![](https://assets.st-note.com/img/1705473705121-RYvnXQBRbt.png?width=1200)
こんな風に結果が変わります。これが「if文」の使い方です。これから何回も出てきます。ぜひ覚えて使ってみてください★
インデント(字下げ)
先ほどのプログラムで自然に出てきたのですが、インデントというルールを説明します。インデントはPython独特のルールなのでしっかり覚えてほしいです。
if a == 1:
print("番号は", a ,"です")
二行目の printの部分が右にズレています。インデント(字下げ)という仕組みです。if の部分が届く範囲を明確にするためのルールです。インデントされている部分が if として機能します。
a = 1
#a = 2
if a == 1:
print("1")
print("2")
print("3")
print("4")
print("a=",a,": こんな感じで書けます")
↑こうすることで、a=1 なら全部が書かれて、a=2ならインデント部分は無視されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1705473704380-JXppzz2yqN.png?width=1200)
インデントを入れないと if 文が機能しないので注意してください。使い方は「TAB」キーを一回押すか、半角スペース4つでインデントされます。
コメントアウト
ここまでに何度も出てきていますが「#」という文字にも特別な意味があります。「#」を記入するとその行のそこから後ろが無視されるようになります。
a = 1
a = 2
if a == 1:
print("番号は", a ,"です")
else:
print( a ,"なので 1 じゃありません")
先ほどのプログラムで「#」を外すと aには最終的に 2 が入ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1705473703610-2emWTl9ySD.png?width=1200)
a=2 を「#」でコメントアウトするとその行は無視されるので、a=1のままになります。
a = 1
# a = 2
if a == 1:
print("番号は", a ,"です")
else:
print( a ,"なので 1 じゃありません")
![](https://assets.st-note.com/img/1705473704679-3atbslmYN9.png?width=1200)
# a = 2 は無視されましたね。
「#」をつけることでプログラムの説明を書くこともできます。こうすることでよりプログラムが読みやすくなるので、書いてあげるとやさしいプログラムになりますね。
# if文(条件分岐)、コメントアウト&インデント
a = 1 # a に 1 を入れる
#a = 2 # a に 2 を入れる
if a == 1: # もし a が 1 なら
print("番号は", a ,"です")
else: # もし違ったら
print( a ,"なので 1 じゃありません")
「#」でコメントアウトするのはPython特有です。他のプログラミング言語だと別の文字だったりします。
以上、Pythonプログラミングの基礎知識2でした。次は基礎知識3として、繰り返し処理について解説します。何度も言いますが、読み飛ばしてもなんら問題はありません。ゲームプログラミングが始まるLesson1へとお進みください★