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シェアオフィスと賃貸の違いとは?
本記事はシェアオフィスとはどんなサービスなのか?特に、賃貸オフィスとの違いは何か?メリットやデメリットと併せて、項目別に比較、解説した記事です。
※引用元
シェアオフィスとは?実は定義がはっきり決まっていない
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シェアオフィスとは何か?これは、実は業界の中でもはっきりした定義が決まっていません。
一般的に「シェアオフィス」とは、個室で専有的に利用できる個室プランと、コワーキングスペースのようなフリーアドレスのオープンスペースが併設したオフィスサービスを指すことが多いです。
違い① 契約形態
賃貸オフィスは、物件のオーナーと利用者の間で「賃貸借契約」を結びます。
一方、シェアオフィスは、物件のオーナーとシェアオフィス運営会社が賃貸借契約を結び、シェアオフィス運営会社と利用者の間で「サービス利用契約」を結びます。
違い② 契約期間の制約
賃貸借契約とサービス利用契約との違いに寄与する事項ではありますが、契約期間の制約も大きな違いがあります。
賃貸オフィスでは一般的に2~5年の契約が必須になりますが、シェアオフィスでは数カ月〜1年程度の契約でOKという施設がほとんどです。
違い③ 専有で利用できるスペース
シェアオフィスでは個室の占有オフィス以外のスペースにあたる会議室やオープンスペースなどは共有して利用する必要があります。
一方で、賃貸オフィスは物件のすべてを契約して利用できるため、会議室や休憩スペースなど、自社のメンバー以外が利用することはまずありません。
違い④ 初期費用に掛かる金額
賃貸オフィスはスケルトン(天井や床、壁などの内装が一切なく、建物の骨組みや躯体だけの状態になっている物件)であることがほとんどであるため、契約時に発生する保証金や家賃以外に、内装工事費用やオフィス什器の購入・搬入費用などの初期コストが大幅に発生します。
一方で、シェアオフィスはすでにデスクや椅子などのオフィス什器、共有のスペースなどが完成された状態から借りることができるため、初期費用として掛かる費用を抑えることが可能です。
違い⑤ ランニングコストの内容
賃貸オフィスは月額で発生するランニングコストとして家賃、共益費、通信費、光熱費など多くの科目が発生しますが、シェアオフィスでは月額利用料金のみ、という場合が多いです。
ただし、月額利用料金には通信費、光熱費が含まれている他、スタッフの人件費やサービス費用が上乗せされていることも多いです。
まとめ|用途と事業フェーズなどに合わせて上手に活用しよう
シェアオフィス、賃貸オフィスの両方にそれぞれ特性があり、メリットもデメリットもあります。選ぶポイントとしては、【利用用途】【利用期間】【コスト】が大きなポイントとなるでしょう。
それぞれどういったパターンだと適しているのか、表でまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
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