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3人のShopifyパートナーが語るShopifyの魅力とは?~Shopify ミートアップ~

11月22日にbillage OSAKAにて、Shopify Japan 株式会社 主催の「Shopify ミートアップ in 大阪」が開催されました。

Shopifyとは
個人から大手のブランドまで、オリジナルのECサイトを簡単に誰でも作ることができるサービスです。現在までの総流通額は9兆円以上と、特に2015年に上場をしてから毎年成長を加速させている世界で最も勢いのあるECプラットフォームです。日本では、TabioやゴーゴーカレーなどもShopifyを使って国内・海外でEC展開を行っています。

使用されている国   :世界約175ヵ国以上
使用されている店舗数 :60万店舗以上
総流通額       :9兆円以上


今回のイベントではShopify パートナーの目線でShopifyでの体験談やECのノウハウという観点で、以下の話を伺いました。

トーク内容(登壇者)
Shopifyの5つの強み(Shopify Japan 株式会社 徳満さん)
パートナーとしてShopifyを利用するメリットとは(フラクタ代表 河野さん)
Shopifyで新規プロジェクトを受注する方法(世界へボカン代表 徳田さん)
ECサイト向け出荷管理システム「Ship&co」とは(Ship&co代表 Thomasさん)


Shopifyの5つの強み

まずはじめに、Shopify Japan 株式会社の徳満さんにShopifyの5つの強みについてお話を伺いました。

徳満さんは今年の8月にパートナーシップの責任者としてShopify Japan 株式会社にジョインされたそうです。


①マルチチャネルの販売

・Shopifyの販売チャネル
…ネットショップのeコマースプラットフォームだけではなく、POSを利用したオフラインの販売、またポップアップストアでの利用も可能!

・ShopifyとAPI連携した販売チャネル
…Facebook、InstagramなどのSNSでの販売も可能!Facebookメッセンジャーでチャットをしながら気軽に取引ができます。

・マルチロケーション機能
…国内の複数倉庫やグローバルに展開をするときの各国の倉庫の管理が簡単にできます!


②充実したバックオフィス機能

・決済
→グローバルで100以上の決済会社と連携しているので様々な国での決済の選択が可能。コンビニ決済、キャリア決済など決済方法も様々!
→国ごとの税率、配送方法、配送料等も充実のサポート。様々な国での決済に対応するために、多言語多通貨に対応したアプリケーションを用意しているので、税率、配送料まで国によって設定可能!

・受注
カート機能以外のブログ機能も充実!別途のサービスを使用しなくても自分の発信したい情報を発信できます。

・SEO対策
各ページごとに自分でメタディスクリプションを設定できるので、細かいSEO設定が可能!

・分析
ストアのダッシュボードの中で売り上げの管理・分析が可能!リピータの状態やコンバージョンなどの管理が可能です。

・広告の管理
FacebookやGoogleショッピングの広告をShopify上で簡単に管理ができます。また、最適な広告の方法を提案してくれます。


③拡張性と価格

・カスタマイズしたい機能はアプリで追加
ShopifyはスマホのOSのように自動でアップデートされて機能が強化され、Shopifyのカスタマイズはスマホのアプリのように、使いたい機能をインストールをするだけでどんどん使いやすくなっていきます。今では2,200ものアプリがリリースされています!

・成長をサポートする料金プラン
個人からメガブランドまで利用されているShopifyでは、様々な料金プランを用意していますが、プラン変更によるシステム乗り換え等の開発コストは一切かからず、ひとつのプラットフォームで機能をアプリや公開されているAPIで自由にカスタマイズして使用できます。


④高品質なデザイン

・100以上のデザインテンプレート
Shopify社内のデザイナーやデザインプレートを開発するパートナーが、日々新たなデザインを生み出しています。また、初心者の方でも簡単にサイトを構築できる仕組みにしています。


⑤安心・安全なシステム

・世界最高水準の安心・安全PCI DSS Level 1準拠
いわゆる決済会社が採用しているセキュリティを採用。強固なセキュリティをお約束します。

・ホスティングもShopifyにおまかせ
1分間に1万件のトランザクションにも耐えられる状態までシステムを強化しています。ブラックフライデーやサイバーマンデーに向けてより強固なインフラの整備をしています!



Shopifyの最新テクノロジー

今回は事前のアンケートにも要望のあった最新のテクノロジーについてもお話を伺いました。

AR(Augmented Reality、拡張現実)に対応!

自身の出店している商品を、ショールームのように掲載することができるようになりました!
写真では限界のあった商品のイメージを、ARならよりリアルに商品の情報を伝えることが可能です。

↑参考動画です!商品情報がとても分かりやすい…!


Shopifyのパートナープログラム

ユーザーだけではなく、開発者向けのパートナープログラムについても伺いました。パートナープログラムは4つ用意されています。

①サイト構築パートナー

サイト構築のパートナープログラムを利用すると、通常14日間の無料トライアルが、開発期間中は無期限で利用でき、開発完了後にクライアントに納品して月額利用が発生するとShopifyよりサイト構築パートナーに月額利用料のなんと20%がバックとして還ってきます。

②紹介パートナー

Shopifyに関してブログやメディアで情報発信し、そこから誰かがShopifyを申し込むと、その利用者の月額利用料の2か月分が100%、つまり200%がバックとして入ってきます。

③テーマデザインパートナー

サイトのデザインテンプレートを作成し販売すると、販売価格の70%が還ってきます。

④アプリ開発パートナー

アプリを開発してShopify App Storeで販売をすると、購入された金額の80%が還ってきます。


現在パートナー向けのキャンペーンをしており、通常よりもバックが割り増しで還ってくるようですよ!

マーチャント向けにもPayPalとのキャンペーンを実施中だとか…。なんともお得な話です…!


ShopifyはShopify以外の皆さんの力を得て成り立っているんですね。



パートナーとしてShopifyを利用するメリットとは

河野さんにはShopifyを利用するうえでのメリットについてお話しを伺いました。

Shopifyのエバンジェリストを務めている河野さん。パートナーとして、開発者としてShopifyと関わるメリットとは何なのでしょうか?


・Saas,ASPの運用から解放される
・カスタマイズ性が高い

サイト開発等をするとき、最も大変なのはアップグレードやバージョンアップ。今まで開発してきたものを再開発しなければならないし、そのコストに対して適切な報酬が支払われる保証もない…。しかしShopifyはそのような手間が一切ありません。

また、お客様からの要望に対して他社では対応できない、といった場面でも、Shopifyならばカスタムの自由度が高いので、柔軟にサイト開発が可能です。


・必ずしも越境EC向けではない

よくShopifyは越境ECとしてのツールだと思われがちですが、そうではありません。日本国内だけでの展開も可能です。日本語対応はまだまだですが、日本で使用可能なアプリも十分揃っています。


・カウンターパートとして有効

上記でもお話ししたように、ある程度の自由度とASPやSaaSの安定性の両方を兼ね備えているので他社のEC構築ではでできないことをテスト的にShopifyでやってみる、といった利用方法も可能です。

そしてなんといってもサーバーが強い!負荷が強い使用方法でも特にカスタマイズは不要。コストも低くてチャレンジしやすいんです。


今はまさにShopifyに参入しやすいタイミングだと思うので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。



Shopifyで新規プロジェクトを受注する方法

世界ヘボカン株式会社 代表の徳田さんにお話を伺いました。

世界ヘボカン株式会社
越境ECを中心に海外向け商品のマーケティング調査やプロダクトのプロダクトのPR支援等を行っている。実際に自社で越境ECサイトを運用し、そこから得た情報をブログなどで発信等を行い、マーケティングに生かしている。


・Shopifyを選ぶ理由

・小さいビジネスから大きいビジネスまで幅広く展開している!
・様々なパートナーとつながれる!
・サポートが充実している!


・Shopifyで新規プロジェクトを受注する方法

Shopifyパートナーの中の自社のポジションを明確にする
Shopifyパートナーは多種多様、様々な人たちがいます。その中で自分たちが何が得意であるのか、ということを明確にすることが大切です。また、サイト構築ができる!だけでは幅が広すぎるので、どの領域に強くてターゲットは誰なのか、といことをしっかり考え明確にしましょう。

自身のポジションを明確化し、強みを研ぎ澄ませましょう!



ECサイト向け出荷管理システム「Ship&co」とは

続いてShip&coを開発したトーマスさんからお話を伺いました。


・Shopifyを利用するまで

トーマスさんはフランス出身。現在は京都にて弁当専門店「Bento&co」とECサイト向けの出荷管理システムの「Ship&co」を手掛けています。

もともとは京都で京都についてフランス向けにブログを書いていたトーマスさん。閲覧数も順調に伸び、ビジネスを始められるな、と思ったときに目を付けたのが日本の弁当箱でした。当時フランスでは外食文化から自分で料理をして持ち運ぶという文化に移行しつつあったため、日本の弁当は瞬く間にブームになりました。

そこでフランスに向けて弁当箱を販売するためにShopifyでECサイトを仮設しました。そこで売り上げを伸ばし、また京都で弁当箱専門店もオープン。日本のメディアでも取り上げられ、日本での売り上げも伸びています。


・Shopify、PayPalの便利な決済システム

Shopify、そしてPayPalの利用により越境ECの対応が飛躍的に簡単になったことでトーマスさんの生活は激変しました。トーマスさんはフランス、アメリカ、日本でECサイトでの弁当箱販売を展開してるのですが、各国に対応した決済方法が即選択できる、という点でお客様にとってとても便利な決済方法を提供できます。

また、今後は一つのアカウントで複数の通貨の取引も可能になる予定です。

ShopifyでPayPalが利用できるため、各国での販売が可能になりました。今後もシンガポールやオーストラリアの通貨も使えるようにして、展開していきたいです。


・ECサイト向け出荷管理システム「Ship&co」とは

トーマスさんがShip&coのアプリを開発しようと思ったのは、ご自身がBento&coを展開するうえで送り状の問題にぶつかったからでした。

配送方法の選択、住所の入力、管理…。とても手間がかかっていました。そこでもっと簡単に出荷を管理できるアプリを開発しようと開発に取り掛かることに。

EC向けの出荷管理システムとして誕生したのが「Ship&co」。一つの画面で出荷、出荷管理が可能です。また、日本国内、国外の多くの配送会社、そしてECサイトと連携が可能です。出荷にかかる時間と手間を節約したい人にはうってつけです。



世界中で展開されるECサイト「Shopify」。多種多様なパートナーがいることで、自身の事業成長にもつながる…。

パートナーとしてもマーチャントとしてもお得な情報がたくさん聞けたイベントでした!



billage OSAKAでは今後もこのようなイベントを随時開催していきます!


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