リゾート地で働く?~宮古島のテレワークから見る新しい働き方とは~
10月15日(月)、billage OSAKAにて『テレワーク@宮古島未来会議 in OSAKA 2018』のイベントが開催されました。
イベントに登壇したのは
・倉貫義人さん(株式会社ソニックガーデン代表取締役)
・大知昌幸(株式会社MJE代表取締役)
・中野智哉さん(株式会社i-plug代表取締役)
・志水哲也さん(株式会社タービン・インタラクティブ代表取締役、株式会社リチャージ代表取締役)
・友利 克さん(宮古島市企画政策部 部長)
以上5名の方が各々の考える新たな働き方についてトークセッションを行いました。
んみゃーち!という宮古島のあいさつから始まり、宮古島市企画政策部部長である友利 克さんの話から始まった今回のイベント。
若い人たちに魅力のある仕事を地元に、という想いで3年前から誘致し始めたのが「IT企業」でした。
“顔が見える”テレワーク~バーチャルオフィス~
なんと本社オフィスを持たないということで、NHKにも特集されました株式会社ソニックガーデン代表取締役の倉貫義人さんは自社で行っている「バーシャルオフィス」を紹介してくださいました。
以前は渋谷区に大きなオフィスを構えていらっしゃったソニックガーデンさんですが、現在では自社で開発された「バーチャルオフィス」という形態をとり、社員の出社状況やコミュニケーションを図りながら仕事をされているということです。
なんと倉貫さん、その場でソニックガーデンさんの会社見学をしてくださいました!
単なるチャットでの会話ではなく、リアルタイムで社員の顔がWeb上で確認ができる、ということに会場の参加者は驚いている様子でした。
こうしてバーチャルオフィスを展開することで、倉貫さんが一番大切にしていることは「コミュニケーション」と「社員の顔が見えること」だそうです。
テレワークにを導入して失敗する企業の大半が、今までオフィスにあったものをいきなりなくしてしまうことにある、と倉貫さんは語ります。
物理出社(実際のオフィスに出社すること)と論理出社(バーチャルオフィスで出社すること)を同時並行に行い、バーチャルオフィスでのコミュニケーションができるようになってから物理オフィスをなくすのでもいいのではないか。
そうして段階を踏み、物理オフィスでもできていたことをバーチャルでもできるようにすることで、社員一人ひとりが自分の生活にあった仕事ができ、社員同士のコミュニケーションも図れて、生産性の向上につながるのです。
トークセッション~地域と働き方~
ここからはソニックガーデンの倉貫さんをはじめ、株式会社MJE代表取締役 大知昌幸と、株式会社i-plug代表取締役 中野智哉さん、株式会社タービン・インタラクティブ代表取締役、株式会社リチャージ代表取締役 志水哲也さんの4者を交えて自由に新しい働き方について語りました。
大知の持つコワーキングという働き方への想いや、中野さんの宮古島での働き方や生活の紹介と、とても和やかな雰囲気で進んでいったトークセッション。
特に中野さんと志水さんの宮古島での働き方をみて、(海の見える仕事場!)うらやましい~という声が上がっていました!
トークセッションではざっくりとこんな話がありました。
・バーチャルオフィスについて
・宮古島でのテレワークの話
・宮古島でのサテライトオフィスの施策
質疑応答も交え、様々な意見が飛び交いました。
テレワークでも顔が見えるだけで圧倒的に社員の仕事との向き合い方が違ったり、働く本人の安心感をいかにして保証したり…。
宮古島から、地域での働き方や企業の働き方の形など、多様な働き方が実現する世の中を作っていきたいですね。
「テレワークの楽園化プロジェクト」宮古島市サテライトオフィス誘致事業公式サイト
billage OSAKAはこれからもこのようなイベントを開催していきます!