コワーキングフォーラム関西2022 in大阪に参加してきました!
2022年12月9日(金)、大阪・梅田の関西大学 梅田キャンパス KANDAI Me RISEにて、コワーキングフォーラム関西2022in大阪が開催され、billage(ビレッジ)としてと、奈良にあるコミュニティスペース「NARALLY BASE(ナラリーベース)」としてブース出展をしてまいりました。
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「共創」をテーマとしたお祭りイベント!
当日は広島から札幌まで、日本全国のコワーキングスペースがブースを出展したり、登壇者を招聘してのトークセッションや会場ごとにテーマを変えてのアンカンファレンスなど、まさに“祭り”といわんばかりの盛りだくさんのプログラム。
当日の会場の様子もすさまじく、参加者はなんと400人越え!
会場中央を取り囲む矢倉に見立てたステージを取り囲むような客席レイアウトもさることながら、トークセッション中はラップバトルのようなライブ感あふれるセッションが繰り広げられています。
「フリースタイルダンジョンみたいや…」
という声は当日の様子をつぶやいている #コワーキングフォーラム関西2022 でもちらほら確認されました(笑)。
billage note担当が印象に残ったポイント
ここからはbillage note担当が当日参加してみて印象に残った部分を書き記していきます。
仙台のコワーキングスペース「enspace」さんの取り組み
enspace(エンスペース)さんは仙台市にあるコワーキングスペースです。
トークセッション前の自己紹介の際にenspaceさんで取り組んでいることをお話しいただいたのですが、非常に興味深い内容でした。
enspaceさんは起業家支援などを目的としたコワーキングスペースなのですが、そのほとんどのスタッフが学生だそうです。
しかも、アルバイトとして働くのではなく、社員と同等程度の責任とミッションをもって働くため、インターン生として扱い、定期的にフィードバック面談を行って昇給を指せる制度を取り入れているのだとか。
また、学生が社会進出をするためのサポートとして、行政の取り組みに学生と一緒に積極的に参画したりなど、外部との連携も積極的に取り組んでいらっしゃるようで、コワーキング利用者の支援だけではなく、働く学生の支援にも力を入れている、という点が非常に興味深かったです。
会場の雰囲気
前述した内容と少し重複するのですが、とにかく会場の熱気と流動性がすさまじいと感じました。
最初のオープニングトークでは、参加者が着席して静かに話を聞いていたのですが、1つ目のトークセッションに差し掛かってから徐々に近くの人同士でのコミュニケーションが始まり、いつしか会場全体で様々なコミュニケーションが繰り広げられていました。
それもトークセッション中なのに!です。
しかしそれを咎めることは一切なく、トークセッションの登壇者の方々も立ち上がって話をしたり、会場を見渡しながら話していたかと思うと、登壇者同士での熱いセッションを交わしたり…。
登壇者、参加者すべてが流動的で自由で、他では類を見ないイベントだな…と強く感じました。
ブースでの出来事
billageもブース出店で参加をしておりましたので、note担当も数分ブース滞在をしていたのですが、お声をかけていただく方々の属性が様々で驚きました。
参加前は「日本中のコワーキングスペースが一堂に会する」と伺っていたので、コワーキングスペースの運営者か関係者がほとんどなのかな…と思っていましたが、ブースを訪れる方の中には、
コワーキングスペース・オフィスを探している
提携先を探している
コワーキングは運営していないがコミュニティを運営している
ワーケーションの推進をしている
などなど…利用者層から運営関連まで、本当に様々な人が参加されているんだなと驚きました。
まとめ|真の多様性を試みる、という取り組みを感じた
終日は参加できずアンカンファレンスの前に中座してしまい大変心苦しかったのですが、ここまで参加をしてみて感じたのが、「自分の働き方や行動を選べてまっとうできる環境」を体現していたなと感じました。
トークセッションの会場は前述した通り、登壇者の話をしている同会場内で色々な人が交流をしていたため、トークセッションの内容を聞きたい人にはあまり親切じゃないな…と正直思っていました(すみません)。
しかし、本会場とは別で、トークセッションを静かな環境で聞くための部屋も用意されており、トークセッションを聞きたい人、交流を深めたい人、その両方をかなえたい人全ての人にしっかり対応されていて、自分で参加の仕方を選べる点が非常に良いなと感じました。
これはコワーキングスペースやシェアオフィスの運営にも当てはまるのかな、と思います。
コワーキングスペースやシェアオフィスは本当に様々な人が働く場所として利用します。しかし、一様に「働く場所」といっても、その場に集まっている人の業種も役職も仕事内容も、働き方も大切にしている価値観も異なります。
同じ場所に集まる人達が、他の人のために自身のアイデンティティや大切にしていることを遠慮して身を引くのではなく、お互いがしたいこと、実現したいことをお互いに尊重して同じ場所を共有できるような場所、コミュニティを構築できれば素敵だな、と思いました。
改めて、当日billageのブースに訪れていただいた方々、スタッフとご挨拶をしていただいた方々、そして、素敵な場所を提供していただいた実行委員の方々に、この場を借りて感謝の意を申し上げます。
引き続き、billageもよろしくお願いいたします!
2022年12月12日
billage運営事務局 note担当
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