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柚子の収穫とお供え

こんにちは。お久しぶりの「エコスピ」
こちらのお正月用の記事にしようと年始に撮影していた、庭の柚子。とはいえ、引越ししてこちらに移ったのが12月上旬だったため、もう収穫するには遅すぎて… ご挨拶にという気持ちで。なので、木に残っていた柚子たちは、こんなふうにだいぶ色もついて。

今は「実家」となっている家は、築40年で親が移り住んだので、以前の居住者の方が残した木々やハーブ類などが元気に葉を茂らせたり、実を付けたり。

今回、柚子を見に庭に出たきっかけは鳥たちの声。まずは一声。窓から顔を出して見てみると細っそりしたせせらぎが流れているのですが、そこで水浴びをしていました。微笑ましく見ていると、まだもう一声。庭の柚子を突いている様子が見えたので、「ああ、忘れていた!柚子の存在!」と、鳥たちに誘われたかのように外に出て、わずかに残っている実を採ることに。

冬至の柚子湯ももう過ぎてしまっていたので、思いついて「こみわ神社」にお供えすることに。

こちらが「こみわ」神社

「こみわ神社」とは、私の部屋に作ってある祭壇のひとつで…(笑) いつも、歴代の自宅の自室には必ずあるのですが、以前、1993年に訪れた(西暦で書くとすごく昔のような響き..)奈良県、桜井市の三輪山に一目惚れをし、2006年〜2010年、移住して過ごしていた三輪。その三輪の大神(おおみわ)神社への敬意、三輪山への敬愛を込めている小さな祀りスペース。

今はイギリスアンティークの棚に、以前自分で書いた三輪山のパステル画や、古代日本、ヤマトの連合王国にちなんで、糸魚川の青翡翠や、三輪と同じくらい好きな熊野に因んだものを置いていたり。日本のものではないけれど繋がっていると感じる、シリウスっぽいクリスタルなども。

そう。民俗学的な話をすると、お正月の鏡餅は、三輪山が発祥とのこと。1時、日本の中心地であったわけなので、ありうる話です。鏡餅の重なる様子はおそらく「みむろ=三諸」という古名のある三輪山をかたどっているのでしょう。

今頃は、三輪素麺が風にたなびいて?いるのだろうな。

…と、そんな「心のふるさと」「魂のふるさと」への想いを込めて、年始、遅れて収穫した柚子を、古代人の素朴な神祭りのイメージで飾ってみました。「今年もどうぞ宜しく」の記事にしたかったのですが、すっかり遅くなりました。

果物は、置いてあるだけで良い香りが漂い、また、とても絵になりますよね。スーパーで買って来たのと違い、無農薬ですし、庭から来たと思うとまた愛着も。前の家主さんに感謝感謝です。くんくんと、時折手にとっては良い香りも堪能していました。

これまでの収穫ばなしは幾つかインスタに載せています

去年、父の日に父のために仕込んだ庭の素朴な(見た目はいまいちな)梅たちによる梅酒。
(年末に家族で試飲したらとてもとても美味しい仕上がりでした!)

そのほか、初年の梅、蕗や、そして柚子など。

今年は時期を逃さずに、張り切って収穫したいと思います。

読んでいただき、ありがとうございます。今年もエコでスピな情報をシェアしたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

Amari