天然素材は使うほどに波動を上げてくれる
ガイアブックス(旧・産調出版)は海外の良書の翻訳版をたくさん出していて、癒しや自然派生活、ホリスティック分野の書籍も多くて、個人的には長年とてもお世話になって来ました。ショップのリュミエールブランシュでも取り扱いをしています。
なかなかマニアックなセレクトも多くて、こちらも1998年に刊行されているエコな生活を紹介する一冊。
お掃除でいえばやはり重曹やエッセンシャルオイルなどを活用。その他興味深い情報がたくさんで、例えば
ルームスプレーには、ラベンダー、レモン、ローズマリーの精油を霧吹きの水に数的。生活臭を消し、急な来客に便利。同じく鍋に沸かしたお湯にシナモンまたはクローブの粉を小さじ2杯入れたものでも空間の香りに良い。
塩容器の中に米粒を3~4粒入れておくと、塩が湿気ない。
テーブルについた(熱や水分を帯びた容器などでついた)輪っか状の跡に。塩を少量ふりかけてオリーブオイルやアマニ湯を染み込ませた布でこすり、その後乾いた布で磨く。
キッチンの虫除けには、クローブを棚に散らしておいたり、乾燥したペパーミントや、エルダーの葉を束ねたものを使うと良い。
などなど、すぐにも実行したくなるものもたくさん。それから、鍋でハーブをぐつぐつして、天然素材の布を染める、など。
ひと昔前の伝統的な、自然界のものを使ったナチュラルな生活術は、単にライフスタイルだけでなく(それは勿論のこと)フォークロアな探究心、「昔の人って、どうやって〜〜していたのだろう?」というような興味も刺激されますよね。
表紙のサブタイトル。
「家の中を環境と健康によい場所にする家事の工夫と知恵」とのこと。
そうそう。大事なことはやっぱり、健康によいということ。有害物質、有害電波に囲まれている現代人。寿命も伸びているけど病気も増えているという矛盾。自然界の恵を生活に生かせば、人間は健康でいられる・・そんなふうに、地球はちゃんと我々に必要なものを、さまざま用意してくれているのだろうと思います。
生活、というテーマの延長で、癒しに関しても。アロマテラピー、フラワーエッセンス、ホメオパシー、食養療法、リフレクソロジーやアーユルヴェーダ、そしてヨーガやレイキ、クリスタル、エナジーワークなどなど。自然にあるもので人が癒される仕組みを、女性たちを中心に、そして昨今は男性たちや若者も、取り戻していくムーブメントが来ていて何よりです😊
この本のレベルはなかなか難しいけれど(ハーブがたくさんの庭と近くに森があったりしないと・・)出来る範囲で取り入れて楽しみたいと思います。
Love and Gratitude
参考文献:『ナチュラルな家事の秘訣』
ビヴァリー・グラハム著 ガイアブックス