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2024新試験で何が変わる?
USCPAの勉強を検討している方、科目合格で4科目合格を目指している方などUSCPAに興味のある皆さんにはこの2024年からの新しい試験に関する情報を少しでも入手したいことと思います。
オフィスアメリカではUWorld Roger CPA Reviewの情報を元に最新の情報を提供していきます。
https://accounting.uworld.com/cpa-review/cpa-exam/changes/2024-cpa-evolution/
UWorld Roger CPA ReviewではAICPA・NASBAから提供される最新情報を解りやすく説明しています。
過去にも試験制度の変更は何年か毎に実施されてきました。指定された試験会場で2日間をかけて4科目を受験するPaper-to-pencil時代からPCの前で受験をする時代に、そして、日本で受験ができる時代と変わってきましたが、その都度、受験する側は「どのような変更か?難しくなるのか?」等、今の受験生が思っている気持ちと同じでした。
例えば、FAR(財務会計)にIFRSが含まれ、また、USGAAP自体がIFRSとのConversionで変更の続く中での学んだ知識のUpdateは受験生には大変でした。同様にAUD(監査)でもルールの変更に伴う試験内容の変化は受験生の負担はかなりのものがありました。
それ以外の、REG(税法・商法関連)やBEC(ビジネス一般)も変更のあるたびに勉強をしているReview course(日本では専門学校です。)を信頼して勉強するしか方法はありませんでした。
今回の変更は上記のようなRegulation, Rules, Standardsなどと言われるものに変更があった訳ではありません。現在勉強中の方々やこれから勉強を開始する方々にとって、決して不利となるものではありません。勉強している内容は無駄では無く、2024年の試験に向けての基礎知識となることには間違いありません。
CPAの仕事に欠かすことのできないITの知識がどの科目の試験でも出てくるようになりますが、詳細はAICPAがファイナルをするBlue Printでクリアーですた、何ページにもわたる内容をUWorld Roger CPA Reviewでは解りやすくまとめ、コースに反映させて提供します。
AICPAの情報は“現時点では”という条件付きになりますが、今後大きな変更が発生するのではなく、色々な意見を取り入れて最終的な微調整に入っている段階と言えます。
現在受験をされている方々は2023年内の受験をどのようにスケジュールを組むか?ということが重要になると思います。「年内に4科目合格をして終わりたい、でも終われない科目があるとしたら?」など、慎重に考えて2023年の勉強を検討が必要です。
基本的な試験科目と概要:
https://accounting.uworld.com/cpa-review/cpa-exam/changes/2024-cpa-evolution/
1.2024年1月1日からCore-plus-Discipline methodの開始
各科目4時間(合計16時間の試験)。合格4科目。各科目75%以上で合格。18ヶ月以内に全4科目合格。と基本は変わりません。
2.Core3科目 + Disciplineと呼ばれる3科目から1科目選択 合計4科目:
Coreの下記3科目は従来通りです。(出題される内容に追加や削除など一部変更がありますが、別の機会に紹介します。)
例えば、2023年内にFARを合格していると、2024年では残りのAUDとREG+Disciplineの合格が必要です。
AUD (Auditing and Attestation)
FAR(Financial Accounting and Reporting)
REG (Taxation and Regulation)
1科目選択は下記のDisciplineからです。Core関連の科目にIT / System関連の知識が必要となると考えられます。
ISC (Information System & Concepts) - Audit関連を中心として
BAR (Business Analysis & Reporting) - Accounting 関連を中心として
TCP (Tax Compliance & Planning) - Tax関連を中心として
![](https://assets.st-note.com/img/1680954640549-UE04LfOXSE.png)
2023年の各科目の内容が2024年にどのように組み変わるのか?:
試験科目で説明したように、2023年でBECの試験は終わりますが、年内に合格できなかった場合に、無駄になることはありません。
BECの内容が下記のように分散・組み替えられることになります。
UWorld RogerコースやAICPAの説明によると、
https://accounting.uworld.com/cpa-review/cpa-exam/changes/2024-cpa-evolution/
①AUD(EconomicsやTransforming Data関連)とISC(IT やData Management関連) ②FAR(Financial Statement Ratio)とBAR(Cost Accountingなどの会計関連、Budgeting関連)
③REGに含まれる内容はありません。(詳細は改めて説明します。)
AICPAが公開する2024年試験のBlue Printで詳細が分かりますが、BECで勉強した内容は無駄にならず、どこかの科目で出題されると考えてください。
2023年の4科目を勉強し、それに2024年に試験を受ける科目はそれに合わせて追加や必要となる演習で練習を解いて受験することで、問題なく目標の4科目合格達成できます。
**現在、米国の大学ではAccounting専攻の学生が一人でも多くCPA試験に合格できるようにカリキュラム変更に大変な状況です。教員も勉強しなおしが必要なケースも出てきます。その中で、このUWorld Roger CPA Reviewの最新技術で構成されている講座をカリキュラムに取り上げる大学が増えています。
日本においてUSCPA受験のための勉強には、大学で提供されるカリキュラムではないことから、「どこの学校のUSCPAプログラムで勉強するのか?」が合格に影響するのかもしれません。(米国留学をして、会計を専攻し、現地の学生と同様に勉強すれば間違いないのかもしれません。)
各Reviewコースが最新情報で講座を運営しています。どの学校も目的は同じで一人でも多くの方にUSCPA試験に合格してほしい、そのためにはどのような勉強が必要かを検討して、講座を提供しているはずです。学校を選択する場合に、自分に合った学校を選ぶことです。(評判を気にしない。)
例えば、Aさんには良い学校でも、それがあなたにとって良い学校かどうかは疑問です。本番の試験は勿論英語です。受験するまでには英語の読む力と読むスピードを磨き上げておくことが必要不可欠です。UWorld Roger CPAのように最新情報でReviewコースを提供し、ITを駆使した講座・問題演習などが、大変役立つことと思います。
UWorldが提供する7-DayFree Trial を試してみませんか?
https://accounting.uworld.com/cpa-review/cpa-courses/
演習問題(QBank)、Flashcard, Smartpathなど最新の情報を最新の技術で提供しています。
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