見出し画像

国産ホップ摘み取り体験いってみた

2020年にとあるイベントで知った、福島県でクラフトビールを作られている「ホップジャパン」さん。一度飲んでからその美味しさにすっかりファンになり、情報フォローしていたのです。福島県に転居してからホップジャパンさんの店舗にも行ってみたいな~と思っていた中、
「ホップ摘み取り体験」なるイベントをするという情報をキャッチ!
夏休みに別の予定を入れていたものをキャンセルしてこちらに参加。妻と子どもと三人で行ってみました。

ホップ収穫応援2024はこちら

場所は福島県の田村IC(ETC専用)を降りて25分ほど山の中に入っていった場所にある、ホップジャパンさんの契約農家さんの畑。
真夏の最中の畑作業、どんな風に進むんだろうと期待に胸を膨らませてワクワク。
そもそもホップってどんな風になってるんだろう、ということから初めて。


ホップのツタがぶら下がっています

われわれのほかに20名ほどの参加者の方がおられました。
福島県から来られている方がほとんどのようで、会津から来ましたと言うと「わざわざ遠くからはるばる・・・」という反応。そういう感じなのですね。
私も妻もノリノリでホップ積み体験を楽しみに来たのですが、息子は「俺には得が無い!」と出際にブーたれる始末。うん、まあそうだよね…。摘み取り体験をすると摘み取った量に応じてホップジャパンのビールがもらえる!ということで、息子が摘んだ分について金額換算しておこづかいをあげるよ!ということにして、納得してもらいました。ありがとうね。

息子。暑い中で長袖長ズボンに不満

さっそくホップ農家の方からホップについてご説明。

ホップは「アサ」の一種です


ホップの実を割ってみると

手渡されたホップの実、割ってみて、臭いをかいでみると…ビールの香り!これがホップかあ~!とちょっと感動。

ホップがどう育てられているかというと、ポールとポールの間にワイヤーを渡らせて、そのワイヤーから何本かのロープをぶらさげて、そこにツタ状のホップがくるくると巻き付いて高いところに上っていくのだそう。
高いところにあるホップの方が日にもよく浴びられて大きくキレイに育っているそうです。確かに。


キレイに育ったホップ!


10メートルほどあるロープにまきついたホップを、徐々にワイヤーを下げながらみんなで摘み取り、30分ほどでひとつの区画を摘み取り切ります。


早く摘み取らないとどんどんロープが下りてきます。いそげいそげ

1時間ほどホップを摘み取り、腰から下げたかごにホップがたっぷりたまっていきます。達成感。


どっさりですよ

最初はぶーぶー言っていた息子も、自分にもできる作業だという感じで楽しんでやっていました。でも1時間もやっているとだんだん顔が真っ赤に。いつの間にか熱中してしまう年頃。


頑張ってます

最終的に3人でこれくらい。かごに一杯溜まるとうれしい!


計量の時間!

かごいっぱいに採れたホップ。どのくらいなのかな??と期待。
かご含め3.9kg、かごを除くと2.4kg!そんなもんかあ~!

一部、小さなビニール袋に入るくらいのホップを持ち帰りました。

新鮮な摘みたてホップ!

でもこれ、持ち帰ってどうするのです?と聞いてみると、
実を割って、そこに一般のビールを注いでみるとホップの香りが加わっていっそう美味しくなりますよ♪とのこと。
早速某社のビールに注いでみますと・・・あら!!確かに香りがプラスされてきます。

グラスに割り入れたホップにビールを注ぐ。「追いホップ」


普通のビールに香り立つううう

働いていただいたホップジャパンのビールもいただきました。美味し!

働いた後のビールは最高やな

ホップジャパンさん、8月20日には郡山駅前にお店を出されるそうで。こちらも楽しみ!何とかしていきたい。

クラウドファンディングも大成功でしたね!

今回のイベントはホップジャパンさんが企画したもので、契約農家の方の摘み取り作業をファンのみなさんと一緒にやっていこうという企画。
日本における国産ホップはかつて北海道から始まり、北日本を中心に進められている様子。各ビールメーカーの方々もホップの生産を支援しているようです。

しかし聞いてみると、今年は気候の影響でホップの生産量があまり振るわない…とのこと。梅雨が短かったり、暑さの状況など、気候変動の影響がこんなところにも出てしまう悲しさ。

今回は大好きなビールの原料がどうできているのかを知ることができ、また農家の方の支援もできて素晴らしい機会になりました。ホップジャパンさんの応援もますますしたくなったしで、これからも頑張ってください!

よろしければサポートお願いします!これからのまちづくり活動に活用させていただきます。