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sunoで音楽生成-II(Replace Section Ⅱ) #18

前回に続き、Replaceについてです。Replace Sectionで操作する際、一部の楽曲では、修正箇所の指定範囲にある歌詞が、Lyricsに表示されず、原曲の歌詞も赤文字にならないことがあります。
ExtendやCropで何度も編集したり、すでにReplaceで一部修正を施した楽曲でそうしたことが起こります。
これは、編集の際に、楽曲とLyricsが何らかの理由でシンクロしていないのではないかと推測されます。
ただし、この状態でもReplaceは行えます。

Replace Sectionで歌詞が対応しないときの操作

こうした場合も、操作手順はほぼ同じです。

1.表示される波形で、修正したい部分を選択し、赤い枠で囲みます。

2.左のLyricsに、何も表示されず、右の歌詞全体でも、指定部分が赤文字になりません。

3.修正部分を余裕をもって囲みます。

4.Lyricsに修正箇所を含む前後の歌詞を入力します。

5.Replace Sectionを押すと確認画面が出ることなくファイルが生成されます。

6.生成された修正ファイルを確認し、最適なファイルのsectionを押します。

前後のつながりがポイント

通常でもそうですが、Lyricsが正しく表示されない場合は、修正箇所の前後のつながりの調整が重要です。
歌詞が重複してしまったり、次の歌詞と被ってしまったり、という現象が出やすくなります。
その際は、指定範囲を微調整するか、Lyricsに書き込む歌詞(修正版)を編集して何度かReplaceしながら、最適なファイルを生成させます。

1.修正ファイルを聴いて、つながりに問題がない確認する。
※ゲージの薄い部分が、修正ファイル前後の繋がりの部分で、濃い部分が修正された部分です。

2.つながりがおかしい場合は、指定範囲を調整します。または、Lyricsに入力した歌詞を編集します。
※例えば、同じ歌詞が重複したり、つながり部分にあるはずの歌詞が歌われないなど。

3.最適な修正ファイルができるまで、こうした微調整を繰り返します。

修正後の歌詞全体を確認

Extendの場合は、追加部分の歌詞が歌詞全体の後ろに追加されますが、今回のように修正箇所がうまく認識されずに、Replaceを行った場合は、修正前の歌詞全体の前に、修正した歌詞が追加されます。

追加で何か所もReplaceするのであれば、このまま操作を続けて構いません。また、ダウンロードして利用する場合もこのままで問題ないです。
ただし、楽曲の共有やVideoファイルとしてダウンロードする場合、またはこの後からCover機能を使う場合は、正しい位置を修正し、歌詞全体に余分なものが無いように修正してください。

次回は小ネタ2。Song DetallsやReuse Prompt、Get Stems、Make Personaについて解説します。


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