イームズ LCW プライウッドチェア Herman Miller
1946年第二次世界大戦終戦の翌年にハーマンミラーから発売されたイームズプライウッドチェアLCW(ラウンジ、チェア、ウッドレッグの頭文字)はイームズの代表作。ヴィンテージファン憧れのアイテム。この椅子は2012年にハーマンミラークラシックアイテムをコツコツ集めたsosoを立上げた時のもの…。この時同時にイームズハウスの訪問も実現した。
戦時中イームズが手掛けたレッグスプリントという整形合板で作られた軍用のギブスの応用編と言われている。どうにも愛らしい生き物のようなデザインがファンを魅了する。実はこのプライウッドチェアLCWはハンスJ・ウェグナーの椅子の一つ1963年デザイン「CH07 スリーレッグドシェルチェア」に多大なる影響を与えたと言われている。ハンスJ・ウェグナーの椅子の中で数少ない整形合板の椅子でもある。ハンスJ・ウェグナーは当時イームズを尊敬の念を抱く相手として注目していたようだ。
脚の形やシェル(貝殻のような)のデザインが似ている。offessoではこの美の競演が体感できる。この「CH07 スリーレッグドシェルチェア」に座った建築家宮脇檀氏の写真が娘の彩さんの著書「父の椅子男の椅子」に掲載されている。おそらくハンスJ・ウェグナーの自邸で撮影したショットだろう!
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