#安宅研太郎
#7-5 そうだ! 路地(ロウジ)を直そう
わざわざ自分たちでやる価値 今年の三田屋オフキャンパス建築改修チーム(中学生、高校生、大学生、大学院生、社会人の混成チーム!)は「町家の路地(ロウジ)」の修復に取り組みました。既存の路地は雨漏りがひどく、垂木や野地板、柱、基礎もガタガタでした。いつ本格的な改修が行われるかわからないため、それまでに崩壊しないよう簡易な改修を行いました。腐っている部材を解体する際には実測作業も並行しています。この記録
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2019 Spring
風土に根ざし、長く継承されながら、いままさに失われつつある暮らしや生業、環境、文化に対する深いリサーチをもとに遠野の未来を考え実践する「遠野オフキャンパス」。
今年で7年目を迎え、遠野駅前の街場を対象にした「三田屋オフキャンパス」、中山間地域の環境や馬とともにある暮らしを考える「馬とくらしオフキャンパス」、重要文化財千葉家住宅とその周辺地域の未来を考える「千葉家オフキ
#8-5 オフキャンパス はじまりの場所
「三田屋オフキャンパス」の足跡と未来
2012年2月、遠野をリサーチしていた造園家の田瀬理夫さんと大学生が、もうすぐ解体されるという町家「三田屋」に出会いました。その時「農家としての千葉家の曲り家に匹敵する、もしくは相当する三田屋の建物、敷地の構成、たたずまいは、遠野の町中においても群を抜いた存在だろう」と直感し、すぐに市長に手紙を書きました。そして、三田屋を残していく道を探ること、町中にさまざ