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誤って解釈されている太極拳論
王宗岳の拳論に書いてあることは「推手」についてである。套路のことについては書かれていない。一番の間違いは「虚領頂勁」だ。99パーセントの老師の解釈は姿勢の事ととらえている。しかし拳論が推手について書かれているのならこれは、「相手との接点を虚で導く」と解釈するべきである。姿勢で言うならば、「頂頭懸」という言葉ある。拳論は、文字の解釈ではなく全体を把握しないとトンデモナイ遠回りをすると「馬張勲老師」は言っている。
同じような事例で、含胸抜背や沈肩墜肘についてもそうだ。推手の時の用法であり、套路でやると鈍重になり動きが重くなる。しかし、ほとんどの老師は、套路と推手ををごっちゃにして語っている。