![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61971961/rectangle_large_type_2_a2ae005d5aea2a486c1ae6f2657adc02.jpg?width=1200)
機嫌の悪さを態度に出す人は「平穏の破壊者」
機嫌のいい日と悪い日があからさまな人がいる。このような人は恋人関係、職場の同僚や上司、親子関係などさまざまなシチュエーションに存在するのだ。そして機嫌がよかろうが悪かろうが、それを表には出さないで慎ましく生活をしている人々の平穏を奪っていく。機嫌が悪いときが露骨に表に出る人との付き合いは非常に面倒である。
1:機嫌の悪い人は平穏の破壊者である
「なんだかテンションが上がらない」「気分が落ち込む」「体調が優れない」このようなシチュエーションは誰にでもおとずれる。しかし、それは誰かに対処してもらうものではなく、自分で改善策を見つけて対処するものだ。「テンションが上がらない」とか「なんだかイライラする」なら、自分の内面と向かいあって、感情をコントロールするべきである。
しかし、機嫌の悪さを隠すことなく、表に発散する人がいる。恋人関係ならデートで会った瞬間からカリカリしていて、こちらの行動や言動にいちいち噛み付いてくるような人のことだ。
会社の上司なら出社した瞬間から仏頂面で、部下としては「近寄りがたい」と思わせる空気を撒き散らす。そして上司である立場を利用して部下にイライラをぶつけるような人もいる。
このような人たちと関わると筆者は考えるのだ。「なんであなたの気持ちの良し悪しで不快な思いをしないといけないのか」と。「こちらがあなたのご機嫌取りをする義務なんてない」とも思う。
機嫌の悪さを露骨に出す人々は周囲のささやかな平穏を奪う、破壊者だ。ただ慎ましく生きているわれわれはいつも彼らにおだやかな日常を奪われているのである。
2:機嫌の悪さが露骨な人の思考回路
彼らはなぜ機嫌の悪さを隠さないで、われわれに突きつけてくるのであろうか。大きくわけて2パターンだと思う。
・自分の機嫌の悪さだけにとらわれて、周囲に配慮する余裕がない
・機嫌の悪い自分に気づいて、かまってもらいたい
どちらにせよ幼稚な思考回路である。彼らは甘えているのだ。
愛する恋人ならそれでも、支えてあげたい気持ちにもなるが、会社の上司や同僚などの場合は支える気になど到底ならない。仕事に支障をきたすから気を使うが、ハッキリ言って鬱陶しい。真摯に彼らと向き合う者などいない。遅かれ早かれ彼らは腫れ物に触るような存在になっていくのだ。
3:つらいなら助けを求めよう
機嫌が悪い日についついそれを表に出してしまう人は、控えるべきだ。心身ともに調子が悪い日があるのは自分だけではない。みんな同じである。誰もが自分の内面と向かい合って生きている。
もちろんつらいときに周囲の人のサポートを求めるのは大切なことだ。恋人や友達が相手なら「つらいから支えてほしい」といえばいい。イライラして相手を攻撃するような態度がいけないのだ。
会社でも同じかもしれない。少なくともイライラを部下にぶつけて理不尽に叱りつけたり、無言で怒気を発散して空気をピリピリさせたりするよりは、「今日は気分が優れなくて、ごめんね」とでも言ってくれたほうが対処しやすいだろう。
でもなるべく会社では感情的な行動をしないでほしいけれど……。
4:攻撃的にはならないで
機嫌のいい日、悪い日があるのは誰でも一緒である。機嫌が悪いからと周囲に噛みつくのは甘えの行動だ。恋人でも友達でも同僚でも、やりすぎると、関係が破綻してしまうだろう。つらいときに助けを求めはしても、攻撃的になったり、ネガティブな空気を発散したりするのは控えてほしい。じゃないと嫌いになってしまう。