ZETAのメンバー変更は誰がなんと言おうと素晴らしい!
はじめに 結論
おはようございます!
万年シルバー帯さわでぃです!
今回は、こないだ発表された「ZETAの新ロースター(新メンバー)」がいかに素晴らしいかについて書いてみます。
巷の反応は賛否否ピピぐらいの割合で、あんまりいい反応はないよね。
でも僕は絶賛したいです!それぐらい素晴らしい。
結論から言うと、『ZETAの新ロースターは(興行的に)素晴らしい』と思っています。
「興行的に…?なんかつまらんこと考えてそうやな…。』
『ゴールドもいけないやつに、ZETAのことがわかる訳なくて草なんだがwwwww(ちなワイはプラ1。デュフフ…)』
ああ、みなさんの汚れた心からこんな声が聞こえた気がします。
できるだけわかりやすく書くので、最後まで読んでね。
メンバー入れ替えは、なんのため?
ロースターの入れ替え(=チームメンバーの入れ替え)は、もちろんチームの戦力を強化するために行うものです。
だから、世界で1勝でも多く勝つためのメンバーを補充することが最も求められていることです。
でも、新メンバーの強さなんて素人目にはわかりません。
(少なくとも僕なんか、イモータルから上はみんな同じに見えています^^万年シルバー帯舐めんなよ^^)
ましてや大会も始まってないのに、評価しようがないですよね。
強いかどうかについては、ファンは期待だけしておきましょう。
余談ですが、『こいつは強そうだ』とか、『こいつが活躍する気がしない…』とか好き勝手いうのは、僕はアリだと思います。
推しチームの未来をとやかく想像するのは楽しいですし、多少の批判は興行として健全とすら思ってます。みんなガンガン書き込もう!(誹謗中傷は論外です)
では、強くなりそうだから という理由でZETAのメンバー入れ替えを賞賛しているわけではない僕は、何をもって「興行的に素晴らしい!」と考えているのでしょうか。
その理由の最たるは、新メンバーの経歴にあります。
ここで少し、新メンバー達の経歴を見てみましょう。
ZETA新メンバーの経歴
まずは1人目、hiroronn(読み:ひろろん 左)
ZETA ACADEMY出身で、別のプロチームFENNELに所属していました。
FENNEL時代はキルジョイやサイファーなどのセンチネルという役割を担っていることが多かったようです。
ちなみに好きな食べ物は、おいしいもの全部だそうです。かわいいですね
そして2人目、Yuran(読み:ゆらん 右)
こちらもZETA ACADEMY出身です。
ただhiroronnと違い、ZETA ACADEMYから直接ZETA入りをしています。
基本はヴァイパーやオーメンなど、コントローラーと呼ばれるスモーク役を担っています。
ちなみに、洗顔とシャンプーの違いが分からずに、1週間ほど洗顔で髪を洗っていたらしいです。かわいい(?)ですね
さて、新加入の2人の共通点はなんでしょう!
そうです、2人ともZETAの下部組織であるZETA ACADEMY出身なのです。
そして、それこそが僕が今回最も誉めたいポイントなのです!
推せるチームを作ろう
どういうことか説明するために、もう1つ違う話をさせてください。
僕は、現在のValorantの競技シーンは、正直他のスポーツと比べて盛り上がっていないと思います。っていうか、盛り上がりにくいと思ってます。
そしてそれは、推しチームを作りにくいからだと思っています。
例えば、プロ野球を考えてみてください。
突然ですが、僕は大の阪神ファンです。(こないだの優勝で号泣するぐらいいにはファンです)
でも、「阪神の選手が全員入れ替わっても応援するのか?」と聞かれると、頷けないかもしれません。
この質問は、愚問っぽいですがチームスポーツの興行にとって本質的な問いだと思います。(この質問、僕が知る限り初出は松本人志です。目の付け所がシャープですよね。)
チームを推していく気持ちは、やっぱり、所属するメンバーへの愛から育つと思います。つまり推しメンですね。
推しメンができて、
「あっ、この推しメンと仲良いこのメンバーも、良い感じじゃん!」
「メンバー達のやりとり微笑ましい!」
「このチームで勝ちたい!」
みたいな感じで、個人のファンからチームのファンになる流れが王道パターンだと思います。
で、現状この好循環を生み出せているのは明らかにZETA DIVISIONです。(国内に残念ながらライバルはいません。海外ならFNATICはいい例ですね)
そして、ここまで読んでくださった方ならもう分かると思いますが、
ZETAがこの好循環を生み出せているのは、
「長くメンバーを変えなかったから/長く所属しているメンバーが多いから」です。
特にZETAはLazのチームです。
国内の大スターが、JUPITER(ZETAの前身)から現在に至るまで、常にValorant部門の最前線にいてくれています。
チームが安定的にファンを増やせているのは、明らかにLazのおかげです。
最近ではLazを軸に、国内で人気があったDepが加入したりと、さらに好循環の安定感が増しました。鬼に金棒。ZETAにDepですね。
国内の他のチームのファンが増えないのは、この安定感が皆無なのが大きい要因だと考えています。
somethingが所属していた時のSENGOKU GAMINGは、いい循環が生まれそうでしたが、somethingが移籍して迷走してる感がありますよね。
ZETAの目論見
そして、金棒を手にしたZETA DIVISIONは次のステップとして、
下部組織であるZETA ACADEMYからメンバーを補充しました。
hiroronnもYuranも元ZETA ACADEMYなので、ZETAをチームとして応援している人は、応援しやすいんです。なんかすでに親近感がある。
これは、プロ野球の1軍の選手が、調子の悪い時に2軍の選手と入れ替わるのと似ています。
つまり、同じチーム内での入れ替え(ZETAの場合厳密には違いますが)なので、先ほど書いた推しチームの好循環が壊れにくいのです。
ZETA ACADEMYから選手を補充したのは今回のロースター変更が初めてのことですが、この動きが当たり前になれば、
ZETAファンはZETA ACADEMYの動きもチェックするようになり、ZETA ACADEMYもZETAの一部として愛せるようになります。
そうなればもう勝ったようなもんです。
どんだけメンバーが入れ替わろうと、ファンはチームを愛し続けられます。
LazやDepを中心に、ACADEMYを含めたZETAチーム全体が更に推されるようになるでしょう。
僕は、ここまで見越した上での今回のロースター変更だったんだと思います。ZETAは真剣にe Sportsを広げていこうと考えているはずです。アッパレ!
最後に
最後に、今回書いた好循環はValorantの運営会社であるRiotが望んでいる動きでもあります。
Riotは、インターナショナルチーム(ZETAやFNATICなどの、世界的にみて有力なチーム)以外のチームは、あくまでインターナショナルチームの下部組織だと考えているからです。
このことについては、長くなるので、別の記事にして出そうと思います。
ここまで、僕がZETAを褒めちぎっているだけの記事を読んでいただいてありがとうございます。
最後に で言うのもなんですが、実は僕はZETAが取り立てて好きなわけではないです。好きなわけではないというか、「他のチームを推す人がもっと増えてもいいのになー」と思っています。
そういう思いから、今回の記事を書いた次第です。
Valorantチーム ひいてはeスポーツチームがもっと熱狂を生み出すには
今日書いたようなことが必ず必要になると僕は信じています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?