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雨の日でも、雲の上は晴れているんだって

インスタライブから5日が経った。

発表後すぐは7人のワクワクした表情が忘れられなくて、それに引っ張られるように前向きな気持ち100%だったのに、日が経つにつれて寂しさと不安が込み上げてきて、結局自分がどう思っているのか分からなくなった。noteも書こうと開いては閉じを繰り返して、5日も経ってしまった。

まだしっかり気持ちはまとまらないけれど、現時点の思いとしてここに記しておこう、と決めて、初めてパソコンでこのnoteの文を書いている。
なんとなく、スマホでフリック入力するより、言葉をひとつずつ丁寧に打ち込みたかったから。

寂しい~不安だ~という気持ちと対峙して、じゃあそれは具体的に何なのよ?と考える。
たぶんそれは、彼らの生きたい場所と、私の生きたい場所が違ってきてしまうんじゃないかってことと、広い世界に出て行ってしまうことへの寂しさと不安。

渡米の発表を聞いてから、ぐるぐると頭の中をBUMP OF CHICKENの (please)forgive が流れている。

あなたを乗せた飛行機が あなたの行きたい場所まで
どうかあまり揺れないで 無事に着きますように

いつまで続けるの 終わりがあるものなの
頭はずっと忙しく 心はずっともうずっと

ジャニーズのことを色々と知り始めて一年半、日本でバラエティや映画やドラマの出演が決まって、いろんな人に知ってもらって、ゆくゆくはデビュー、という道のりを想像していたから、終わりの分からない海外での修行が正直怖い。
ありがたいことに、ブログやInstagram、Jr.チャンネル、+81も不定期ではあるものの継続してくれる。ファンである私は頻繁に見るものだけれど、トラジャを知らない人たちはどうだろう。と考えてしまう。
アイドルに疎い母も、特捜9と帰れマンデーのおかげで最近になって宮近くんを覚えてくれた。

もちろんデビューや知名度だけが全てじゃないのは分かっているけど、頑張っておいでね、の言葉の裏にどうしてもぴったり張り付いて離れない影みたいなものがあった。

あなたを乗せた飛行機が 私の行けない場所まで
せめて空は泣かないで 優しく晴れますように

大きくなって帰ってきてほしい。けど、ジャニーズという枠組みが通用しない世界に行くのに対して、日本から出られない私たちにできることなんてたかが知れている。と、思ってた。

でも、私のちっぽけな考え以上に彼らは本気なんだ。
日本からTravis Japanの名前を背負って飛び出す大きな覚悟を持って、渡米を決めたんだ。

うみまるで「ついてきてほしい」じゃなくて「一緒に走っていきたい」という言葉を選んだ彼は、任せてよ!と言ってくれた彼は、7人は、私と行きたい場所が違うんじゃなくて、私が思っていたよりもずっと遠回りでハイリスクかもしれないけど、その分見える景色が新鮮でワクワクするルートを選んだんだろうな、と今は思う。
周りに広めるだけじゃなくて、自分の好きを今以上に精一杯伝えていくことで彼らを支えられるのなら、より一層好きをぶちまけていくから、覚悟していてね。

あなたを乗せた飛行機が 私の行きたい場所まで

この曲は、マイケル・ジャクソンが亡くなった2009年に、ボーカルの藤原基央さんが空港で感じたせつなさを書いたものだと調べて知った。

マイケル・ジャクソンのように世界中で活躍して、たくさんの人に愛される人達であればいいなと、未来のことまで祈ってしまったりする。


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