8月→9月
あまりにも急に寒くなったものだから冬が来たのかと思った。秋ってこんな寒かった?
夏が暑すぎただけかも。あれだけ早く涼しくなってほしいと思ってたのに暑さが恋しい。
余裕があったりなかったりの毎日を過ごしている。この二ヶ月くらいは思考の殆どを日記に書いていた。読み返したら到底世に出せるものじゃなかった。封印。
近況をダイジェストでお届け。
8月
後輩たちの合唱を聴きに行った。
合唱の大会は夏にふたつある。春から音取りをして歌詞の意味を考えて、発音を揃えてと段々と演奏曲をモノにしていき、夏の大会で全てを出し切る。終わればまた冬に向けて別の曲を仕上げていく。
厳しい練習を耐え抜き…といった雰囲気の部活ではないものの(楽しく合唱する というモットーが未だ継承されているので)、本番に近づくにつれて自然に増す高揚感とヒリつきが私にとって夏の合図になっていた。今年から私は感じられない。これがないと夏が来た実感が全然ない。
去年まで出ていた大会に初めて客として赴いて、去年まで所属していた合唱団の1曲目で、ちょっと泣いた。相変わらず曲だけじゃなく空気をつくるのが上手な団で、グッとくる。演奏もさらに上手になっていた。好きだ。
反省会に交ぜてもらって、すごかった!よかった!と拙い感想を述べた。私の反省会でのひと言は在学していようが卒業しようが大して変わらずまとまりがなくて何を言いたいのかよくわからない。
ひとの合唱を聴いたら久しぶりに歌いたくなって、過去歌った曲を覚え直したりした。合唱、再開したい。
お盆に友達たちが帰ってきたので集まって飲んだ。楽しそうなみんなを見ていることが楽しい。お酒もうまい。カラオケで酔っ払って友達が歌うセカオワの眠り姫に勝手にハモった動画を後で見返したら、音程が記憶の数倍酷かった。練習します。
しっかりしている皆さんなので終電に間に合うように解散してくれる。いつも頼っちゃってすまんね。ありがとう。
またも自分の家を通り越して友達の家の近くまでついて行ったりしたけど、ちゃんと全部覚えてるまんまで翌朝起きたから上出来だと思う。
また別の集まりでバーベキューもした。3年連続。
今年はスイカを持ってきてくれた友達がいたのでスイカ割りをして、水鉄砲で遊んで、花火もした。贅沢な夏のイベント全部乗せだった。
来年もやりたいね。来年か再来年はもうちょっとグレードアップしてグランピングみたいなのに行くのもいいね。
9月
BUMP OF CHICKENが5年ぶりにアルバムを出した。5年ぶり?!?!あなたもわたしもaurora arc発売から5年も月日を過ごしてきたわけ?!?!?!よく生きてきたね、ほんとに…。
朝ドラだったり映画だったりアニメだったり、生活の中にさりげなく存在していた曲たちが集まって、一つの物語を作っているような一枚だった。新曲として追加された「青の朔日」、「木漏れ日と一緒に」はずっと昔から聴いたことがあったような懐かしさと安心感を覚える。どんな時間帯どんな天気でもそっとそばにいるようなアルバム。大事にします。
仕事、また所属班が変わった。これで最後。研修も大詰め。どの班でもなんにも学べてやしない気がしていて焦る。そんな事ないよ、ちゃんと色々考えて吸収しようとしてきたでしょう、と週報に書かれた文章を見て思い直せる。毎週マメに書いてきてよかった。
組む人組む人に「覚えが早いね~」と褒められて嬉しい反面、躍起になって情報を詰め込みすぎてどこかで真っ白になることを恐れている。誰に言われるでもなく、自分で自分の背中のあたりに刃物を突きつけている感覚がある。
連休明けの月曜に歯医者へ行くためたまたま半休を取っていた。朝からあまりにも良い天気で、これはチャンスだと12時に退勤して海へ直行。30℃を超えて熱々になった砂浜を裸足で歩く。海に入れるのも今年は最後かもしれない。普段三階の窓からきらきら光る水面を眺めて業務に戻る時間に、膝までズボンを捲って波打ち際に突っ立っている。これほど気持ちの良いことはない。
今年何回海に行ったかもう数えていない。バスで行っていたのが車になって、さらに頻度が増したのは明確。しかしバスで行くのもそれはそれで好きだ。浜をフラフラ歩きながら飲むお酒は自室で飲むのよりずっと美味しく感じる。
昼の海を堪能するあまり予約時間ギリギリに歯医者へ。毎日丹精込めて歯を磨いているのに、ガタガタの歯並びのせいで磨けてないところあると言われ、凹む。
↑この日以降ずっと雨か曇り。気温も低くなったから精神状態が一気に地に落ちて、音楽を聴きながら床に転がっていることしかできなかった。
子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種で、今月までに1回目を打つ必要があったので鬱々とした気持ちで病院へ行く。間違えて反対側の違う病院に入ったりマスクを忘れたりでもうだめだ〜としか思えない。ワクチンは痛かったけれど鬱々はマシになった。よく考えたら注射を打つのが嫌すぎるあまりネガティブな気持ちになっていただけかもしれない。打ってしまえばどうということはない。
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