森下さん
森下さんには本当に世話になっている
これまで、作家という生き物はキャップを被って審査して、ろくなアドバイスも言わない謎の生物だと思っていた(偏見)
それが、今年5月のHOPにはじめて出た時に印象がガラッと変わった
ネタが割とウケて、講評をもらった時、
「面白かったです!」と言ってもらえたのだ
これまで作家、審査員からろくなこといわれず、否定しかされてこなかった自分にとって、作家さんにネタを面白いと言ってもらえる世界線があるのかと感激したものだ
プラスアルファ森下さんは、
「人並み以上に馬鹿馬鹿しいことを表現する力があるから、それをもっと出した方がいい」というアドバイスも下さった
これがきっかけで、芸風が変わった
ずっとブラックなことばっかりやってたのが、バカバカしさ、下らなさを意識してネタを作るようになった
そうしたら、去年と比べたら比較的ウケるようになってきた
(未だにスベるし負けるけど)
そういうことを意識してコントを作った結果、芸人から面白いと言われることが増えたり、1回だけSTEPにいけたり、(1回だけて 情けねぇ)、盛庵に寄席に呼んでもらえたり、トップバッターで特別賞ということに繋がった気がする
もっと早く関われてたらと思う
HOPの時も毎回、どんなクオリティの低いネタでも、サボったのがまるわかりな歯クソみたいなネタでも、真摯にアドバイスを頂ける
毎回自分が作る時じゃ意識してなかった出し方や、アイデア、盲点をいってくれる
本当にありがたい
それも、これまでの作家のダメ出しが
こいつになにいったらいいかわからん丸出しの身になるようで何も身にならないモヤモヤするだけのアドバイスのされ方をされてたのに比べたら、
本当にありったけのアドバイスをくれる
むしろありったけすぎて、聞き終わった頃には4割くらい覚えてない(ごめんなさい)
次の仕事が控えてる時でも、時間を惜しまず聴きにきた芸人全員に納得の行くまでアドバイスをしてくれる
こんな人いるかね?
若いうちにこんな作家さんと関われてよかったと思う
でも優しいだけじゃなくて、納屋橋RADIOに出させてもらった時、
「東京行こうかな~てウダウダしてる内に30になってそうだね」と、
シビアなことも言っていただいた
至極その通りである
もう今年で25なのだ
21でお笑い始めていつのまにか4年くらい経ってる
恐ろしや
黒帯さんのYouTubeに津村アキヨシさんという作家さんが出演されていた
津村さんも黒帯さんがくすぶっていた頃からの付き合いで、黒帯さんの辛い時期を知っている方だった
今や、実力派で人気の黒帯さんでも、こんな時期があったのかと思った
それをみて、良い作家さんに出会えるかどうかで、成長度合いにかなり影響すると思った
才能ある芸人は勝手に伸びるが、私のように才能ないけど就職活動から逃げて、お笑いにしがみついてるような人間は、
そんな出会いが必要なのだ
森下さんに良い報告が出来るように、
R-1で1回戦を突破したいものだ。
森下さん、今後ともよろしくお願いします