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一ノ瀬志希の概念スマホ壁紙を作る

はじめまして
一ノ瀬志希の概念コーデならぬ、概念スマホ壁紙をつくりました

概念スマホ壁紙……私が今回始めて生み出した言葉だと思ってたのに、
普通に先駆者の方がいらっしゃいました。そりゃそうじゃ


”概念スマホ壁紙”って何じゃい

要するに……
「一見すると一般向けだけど、オタクが見ると”理解っちゃう”壁紙」です

キャラのイラストをババン!と載せるのではなく、
キャラをイメージした配色やモチーフで構成・表現します

”一ノ瀬志希”って誰?

「アイドルマスターシンデレラガールズ」という作品に登場する
キャラクターの一人です

↑ この人

※ 作品をご存じの方に対する補足になりますが、
  今回はデレステ版の一ノ瀬志希を取り扱います

どんなキャラ?

※ 個人的な解釈です

表面的には、自由奔放だけど才能あふれる「皆がイメージする天才」
内面的には、本物の愛に飢えた子どもというような印象です

化学が得意で、飛び級で海外の大学に入れるほどの才能を持っていて、アイドルになってからも大体のことは卒なくこなす天才なのですが

同じく化学の分野で活躍する父親との関係が良くなかったためか、急に大学をやめて日本にやってきたようです

元々、親との関係が良くなさそうなことを匂わせる描写が多かったのですが
最近のイベントで、幼少期から周りの同年代……だけでなく、大人との折り合いもあまり良くなかったことが明確になりました

ギフテッドの幼少期を想像する

普通でない、天才だからこそ
同年代からは疎まれるし、大人からは”普通”を強要される

かといって普通を演じるのは当人にとって縛りでしかなく苦痛で、”演じて得た愛”に価値を感じることは、難しかったと思います

無意識の圧力で普通を強要されながら、同時に天才であることを期待される……
このジレンマへの葛藤が、一ノ瀬志希の永遠の課題であり
同時に彼女の最大の魅力となっている、と私は思っています

趣味:失踪

一ノ瀬志希のプロフィール初見時に困るのが
「趣味:失踪」です

最初は「天才特有の自由奔放さの表現かな?」と思っていたのですが、ストーリーを追っていくごとに、これが奔放さを隠れ蓑にした救援信号であるということが、なんとなく分かってきます

「自分を”普通”の枠組みにカテゴライズされそうになったとき」「自分を見てくれている人がいない(と感じている)とき」など、
ネガティブな状況を前にしたときに失踪する傾向があります

スンッ……てなる

これには「ストレス発散のために人との関係を絶っている」という側面と「Pが自分のことをどれだけ信頼しているか試している」という、若干メンヘラ味を含んだ面があるという風に思えます

(もう一度言いますが、個人の解釈です)

結論(テーマの決定)

◎ "普通"に矯正される才能
◎ 「本当の私を受け入れて!」

このあたりをテーマにして作成することにしました

……とは言いつつ、筆者は別にプロでもなんでもないので、上手くテーマを表現できているかは分からないです(先制自己弁護)

テーマ → イメージに変換

一ノ瀬志希に関連するモチーフをいろいろ使って……

「フラスコの中に閉じ込められた花が
 外に出してくれる人を、自身の香りで誘い出す」

というイメージで組み立ててみました

んで、ざっくり構成と配色を決めたのがこちら

今見返すと……暗い!

キャラのイメージカラーである蛍光ピンクっぽい赤を画面下部に配置して、上部はアイドルとしてスポットライトが当たるイメージと、三角フラスコのイメージを重ねて明暗をつくりました

赤の部分が「フラスコに入った香水」みたいなイメージだったので、真ん中の花は何となく薔薇っぽいものがいいかなぁ、と薄ぼんやり思いながらピクトグラムっぽいものを作っていたのですが……
全然薔薇っぽくねえ。どころか花っぽくもない気がします

最悪、薔薇ではなくてもいいから、花ではあってくれ。

薔薇試行錯誤

そして、最終的にできたのがこちら

全体的に明るくしたり、テクスチャを入れたりした

青い薔薇の花言葉が「奇跡」「可能性」だったので
”希望を志す”の一ノ瀬志希っぽいなと思ったのですが、

……

なんか配色バランスがイマイチな気がしたので
明るい紫にしました

紫・赤い薔薇の花言葉も調べてみると
彼女っぽい要素があった(個人の感想)ので良しとします

おわりに

制作にあたって、改めてストーリーを読み直したり
他の方の考察記事を漁ったりしたのですが……

「秘密のトワレ」作詞作曲の
ササキトモコさんのブログ記事が大変参考になりました

……というか、まだ定まっていない一ノ瀬志希のキャラが、この曲によって概ね決まったという説が有力ですね
キャライメージがあまりにも的を射すぎている……恐ろしい……

また、「バベル」と「クレイジークレイジー」あたりも
キャラの関係性から見えてくる情報が多くて良かったです

宮本フレデリカがどれだけ貴重な存在であるか、とか
二宮飛鳥の絶妙な立ち位置の話とか……

書きたいことはまだまだたくさんあったのですが、
本筋から外れるので今回は除外しました

書きたくなったらまとめようと思います

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