産後2か月:預けてレッスンに行く罪悪感
レッスン頻度:週1.5回
家でのバーレッスン:毎朝
調子:慣れない抱っこで背中は痛いが、身体も軽く元気
体重:±0kg
出産から1ヶ月が経ち、悪露も収まり、身体も軽く、
今思えば一番元気な時期でした。
とはいえ、慣れない赤ちゃんのお世話と、緊張感で身体中が凝っていたし、
寝不足、エンドレス抱っこにより背中はバキバキでした。
まだまだ1〜2時間ごとの頻回授乳だったので、
夜も頻繁に起きていましたが、明け方が一番寝てくれたので、
5時ごろに起きて授乳した後に、そっとベッドから出て、
リビングで朝のストレッチとバーレッスンをしていました。
iPhoneでプレイリストを作り、全部続けると
45分くらいのメニューにしていましたが、
途中で泣いてしまって中断するときと、
続けて最後までできる時と、半々くらいでした。
中断してでも最後までできると、軽く汗をかいて、
身体がほぐれて、今日も一日頑張れそうな気がしていました。
レッスンについては、週に1回くらい、
家族に預かってもらって近くのオープンクラスに行くことができました。
レッスン中はふと子どものことを忘れる瞬間もあり、
妊娠前に戻ったような不思議な感覚でした。
まだ腰にバンドをつけてのお稽古でしたが、
毎日のバーレッスンで身体はかなり動きやすかったので、
特にバーは楽しく、身体が解放されたことを喜びながらレッスンしました。
ジャンプ系は、まるで床にゴムで縛り付けられているかのように、
重力に引っ張られ、まったく跳べませんでした。
大好きなピルエットも、いまいち感覚が戻らずでした。
原因としてはお腹が大きい時に、回転が逆にものすごく安定してしまっていてグルグル回れていたので、重みで回る癖がついてしまっていたこと。
それから、やはり股関節がなんかいつもと違う感じがして、
パッセがうまくはまらないような感覚がありました。
でも、転倒を気にせず自由に回れることが楽しかったです。
ただ、長時間預けてレッスンに行く時はやはり罪悪感が大きく、
毎回出かける前に葛藤がありました。
結局、迷った末に、いつも行かせてもらっていましたが、
「そんなに小さな子を預けてまで踊りたいの?たかが趣味なのに?」
「どれだけ自分勝手なの?」
というような声が聞こえてくるようで、
スタジオまでの電車の中は、
「生後1ヶ月 預ける」ばかり検索していました。
それでも、スタジオの皆さんにあたたかく迎えてもらえて、
出産ですっかり変わってしまったように感じる自分が
少しだけ元に戻れた気がして、とても嬉しく、
帰り道はいつも、「行かせてもらえてよかった」
と思って帰ってきていました
帰宅したときに泣き声が聞こえると、
また申し訳ない気持ちになるのですが…
2ヶ月目の終わりには、久しぶりに、
お世話になっていたマッサージの先生のところにも行けました。
「見た目はすっかり戻りましたね」と言ってもらえて良かったのですが、
「骨盤は右側が1センチ開いて固まってしまっていますね」とのこと。
自覚がなかったのですが、言われてみれば
お腹の中で赤ちゃんはずっと右下を頭にしていて、
最後の方は右側がポコンと出ていることが多かったので、
そのせいかなと思います。
今までの身体を知ってくれている人に、
こうして確認してもらえてありがたく、
「これから頑張って身体を整えるぞ!」
「あわよくば今までよりも可動域も広がるかも?」
と希望を持っていました。
ただ、産後1ヶ月半ごろから徐々に困った症状が出てきました。
いわゆる『骨盤臓器脱』というものです。
この症状の経過については、別のnoteにまとめて書きたいと思います。