産後4ヶ月:リハーサル開始もやる気出ず
レッスン頻度:週1回+リハーサル
家でのバーレッスン:なし
調子:夜泣き疲れも加わり、産後初めて発熱ダウン
体重:+3kg
産後4ヶ月に入ったころ、ついに発表会の
パドドゥのリハーサルがはじまりました。
妊娠中から、何を踊りたいかなかなか決まらず、
何時間もYoutubeを見続けていましたが、
産後は落ち着いて検討する時間も持てず、
気持ちもなかなか乗らずで、
リハーサルが始まる前日まで踊る曲を迷い続けました。
最終的には自分の中に2択にしぼり、
一から出直す気持ちで基本に立ち戻っての「海賊」か、
ずっと憧れていた曲の振付を簡易版に変えて踊るか、
のどちらかにしようと考えました。
とても迷ったあげく、
「誰に見せるわけでもなく、自分のための発表会なのだから、
完成度を求める必要はどこにもない。
自分が踊りたい、踊っていて幸せを感じられる踊りを踊ろう」
と気持ちが落ち着き、
憧れの曲の振付を変えて踊ることに決めました。
リハーサルでは、子どもをスタジオにつれていき、
踊っている間は母にシッターを頼み、
抱っこしていてもらう形で進めました。
でも、やはり赤ちゃん連れでのリハーサルでは、
ゆっくりと取り組めるわけではなく、
まず電車移動に授乳時間をはさむと、
思った以上に時間がギリギリで、
開始前にちゃんとバーレッスンはできず、
ストレッチすらほとんどできない時もありました。
「来週はもう少し早くきて、ちゃんと身体をあげてから
リハーサルをしたい」と、
毎回思いながらも、結局ぎりぎりになってしまいました。
また、踊っている最中に泣き声が聞こえると、
全然集中ができず、気持ちが落ち着かない状態でした。
振付はものすごく簡単にアレンジしたものの、
身体が動かず、音に間に合わず、
「頭の中では手足をこう運びたいのに、全然ついてこない」
という状態を、リハーサルのたびに痛感させられました。
なので、いつもなら大好きなリハーサルは、
「動けないなあ、情けないなあ」の気持ちでいっぱいで、
毎回重い気持ちでした。
でもその一方で、赤ちゃんと一緒にリハーサルという、
おそらく一生に一度のレアな体験をさせてもらえたこと、
大きなお腹の中で一緒にレッスンしていた子が、
無事に生まれてきてくれて、ここにいてくれて、
私はまたこうして同じように踊ることを許されたこと、
そういう新しい喜びと幸せをかみしめていました。
上手く踊れないけれど、感謝でいっぱいでした。
この頃から、赤ちゃんの夜泣きが増えてきてしまい、
寝不足がつのり、身体はどんどんつらくなってきていました。
託児付のマッサージを検索していましたが、
ほとんどなく、あってもものすごく高額だったりで、
産後の身体をケアしてくれるサービスって、
まだまだ全然充実していないのだと感じました。
また、夜泣きで1時間ごとに起こされて、
授乳しなければならなくなったのですが、
ホルモンも切れてきたのかなかなか起きあがれないので、
ベッドの横にチョコレートを置いて、
食べて目を無理やり覚ます癖がついてしまっていました。
もともとお菓子の多い生活でしたが、これは、良くなかった。
でもいったんついた習慣はなかなか抜けず、
ずっと枕元のお菓子生活は続き、
確実に私の身体に贅肉を増やしていきました。
ちょうど4ヶ月目の終わりごろ、
寝不足と、食生活の乱れがたたり、
それから、少し仕事に復帰しはじめたこともあり、
突然発熱し、胃もやられて吐き、産後初めてダウンし2日間寝込みました。