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映画にまつわる思い出

こんにちは。タップダンサー・振付家のおどるなつこです。

私は家庭の方針で、TVはほとんど見ていないのですが、映画だけは子供の頃からよく観ていました。井の頭で育ったので、映画館は吉祥寺のスカラ座、のちにできたミニシアター系のバウスシアター。

といっても子供向けの映画は「ベンジー」という犬の映画ぐらいで、あとは「エイリアン」や日曜洋画劇場など、大人のみたい洋画を一緒に鑑賞してきた感じです。日曜洋画劇場では、西部劇からフランス映画まで、解説の淀川さんにほぼ毎週会っていたことになります。子供心にインディアンの部族に親近感を覚えていました。

SFの思い出

スカラ座で「エイリアン」をみたころ弟はまだ幼稚園児で、恐ろしくて顔を手で覆って、指の隙間からチラチラ見てい他姿をよく覚えています。怖いけど見たい!その後映画館で見たのは「ET」「未知との遭遇」などアメリカ映画が中心、「ET」の自転車が空を飛ぶシーンは、大きな水たまりを自転車で走り抜ける時には必ずあのテーマ曲が脳裏に甦ってくるほどでした。

「ダンス映画」

バレエを習っていた私が印象に残っているのは「愛と悲しみのボレロ」「ホワイトナイツ」などダンス関連の映画で、当時まだ日本ではみることができなかったダンサーの踊る姿を見られる唯一の機会とも言えました。私の心を惹きつけたのはミュージカルではなく、これらのダンス映画です。

「ホワイトナイツ」ではバレエダンサーのミハイル・バリシニコフとタップダンサーのグレゴリー・ハインズが共演。振付はトワイラ・サープ。スタイルの違う二人が、それぞれめちゃくちゃかっこいいのです。のちにタップダンスを始めてからも、このシーンは何度も見てしまいます。

大人になってタップを始めてから、やっとミュージカルも見るようになったのですが、タップの映画の中でとても好きなのはやはりこちら「TAP」のチャレンジシーン!リズムタップのタップマスターたちが一堂に介しています。子役はのちにリズムタップをアートへと昇華するセヴィアン・グローバー。

長じたセヴィアン・グローバーがモーションキャプチャーを務めたのが「Happy Feet」
子ペンギンのタップがサイコーです!

そしてチャップリン

そしてそんな私のいつも心の支えにあるのがチャップリンです。
すべての芸を自分でやって、どんな時でもあははと笑わせてくれる。悲しさすらも笑いにかえる。

子供の頃から大好きです。
表現にも憧れが反映されてるなあ。
以上、映画にまつわる思い出でした!


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おどるなつこ
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