するするエッセイ【おどってくらす】#29
さぶすくマガジン「くまのつべこべ」するするエッセイです。毎月15日と30日に更新されるこちらのエッセイ。どんな事を書くのか…僕自身も楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願いします。
戻る事は戻る事とは限らない。
というお話です。
僕が主宰をする踊る「熊谷拓明」カンパニーという名前が初めて登場してから今年の6月でまる6年が経ち、現在7年目を踊りだしている…いや歩き出しているわけですが、
当初出演者は僕く一人。
初めて美術をお願いして、初めて制作をしてくれる人を自分で探し、照明をして下さる方に改めてお願いをして、衣装を作ってるもらい、告知の映像を制作して下さる方を紹介してもらい、フライヤーをデザインして下さる会社に打合せに行きフライヤーを作り、チケットを委託発売するために登録して、キャッチコピーを自分で考えて、何通もメールをして、手紙を書いて、本番の日を迎えた。
とてもとても疲れて、とてもとても嬉しかったんですね。
※2015年6月「おい!そこは俺のマイキャッスル!」
そこから僕はもっともっと、公演を公演っぽくしたい!そう思ったんです笑
何が公演っぽいのか…はあくまでも僕の価値観でしかありませんが、あんな劇場で公演をしたいとか、公演の告知を大きくしたいとか、インタビューをして欲しいとか笑、などなど夢は大きく、しかし明確ではなく進んでまいりました。
すこーしずつ、すこーしずつ、形を変えて、大きくなったり、戻ったりしながら、関わって下さる方が増えたり、環境が変わったり、 たかが6年、されど6年ですから色々な事があったり、感じたり。
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ダンス劇とは、日常に溢れるダンスのような瞬間や、演劇のような時間を切り取り、身の回りの【生きる】を楽しむ行為です。
ダンス劇作家として公演を続ける熊谷が、舞台から飛び出し、楽しむを皆様と共有するマガジンです。
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