するするエッセイ【踊ってくらす】#5【単品購入150円】
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昨夜(2020/8/14)とても久しぶりにお客様が客席にいる舞台に立ちました。
それはもう、良いですよ、客席にお客様がいてどこに集中しいるのか、どこに飽きているのかをリアルタイムに感じて、拍手が音として、波として、温度として伝わってくるんですから、それはもう良いですよ。
でもね、やっぱり僕は幸運にも、久しぶりな気がしなかったんです。
これは綺麗事ではなく、このエッセイだって、ラジオだって、YouTubeでの踊る動画配信だって、ずっとずっと僕は昨夜のお客様から頂いたエネルギーを頂いているんです。
緊急事態宣言が出されてから、いままで以上に文章を書いたり、喋ったり、映像で踊ったりする中で、「おや。。見えるはずのない、画面の向こうの皆さんの顔が見えたり、聞こえるはずのない拍手が聞こえるな。」と思っていたのですが、
昨夜の経験でやはり僕にとっては全て一緒なんだなと感じる事が出来ました。
これは舞台に立つ事がそんなに大きな事ではない。
というのではなく。
色々なエネルギーをもらいながら生きる人生を歩んでいるのね。。。
というじわじわとした感触が湧いているという事なんです。
舞台ではそんな感触のやり取りをお客様と、リアルタイムにスリリングかつ冷静に行っている。
なので、すごくエネルギーを頂いて力が出るんですが、今このエッセイを書いている時も同じ状況なんです。
なので力みはないんですね。
そんな事をぐるぐる考える事が出来た昨夜なので、とても大切な1日になったのです。
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