するするエッセイ【おどってくらす】♯5
さぶすくマガジン「くまのつべこべ」初日のするするエッセイです。毎月15日と30日に更新されるこちらのエッセイ。
どんな事を書くのか…僕自身も楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願いします。
昨夜(2020/8/14)とても久しぶりにお客様が客席にいる舞台に立ちました。
それはもう、良いですよ、客席にお客様がいてどこに集中しいるのか、どこに飽きているのかをリアルタイムに感じて、拍手が音として、波として、温度として伝わってくるんですから、それはもう良いですよ。
でもね、やっぱり僕は幸運にも、久しぶりな気がしなかったんです。
これは綺麗事ではなく、このエッセイだって、ラジオだって、YouTubeでの踊る動画配信だって、ずっとずっと僕は昨夜のお客様から頂いたエネルギーを頂いているんです。
緊急事態宣言が出されてから、いままで以上に文章を書いたり、喋ったり、映像で踊ったりする中で、「おや。。見えるはずのない、画面の向こうの皆さんの顔が見えたり、聞こえるはずのない拍手が聞こえるな。」と思っていたのですが、
昨夜の経験でやはり僕にとっては全て一緒なんだなと感じる事が出来ました。
これは舞台に立つ事がそんなに大きな事ではない。
というのではなく。
色々なエネルギーをもらいながら生きる人生を歩んでいるのね。。。
というじわじわとした感触が湧いているという事なんです。
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ダンス劇とは、日常に溢れるダンスのような瞬間や、演劇のような時間を切り取り、身の回りの【生きる】を楽しむ行為です。
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