あなたの場所にダンスが現れる。
あなたの場所にダンスが現れる
-ダンス劇とは-SUPPORTTICKETの理由
いつも自分はなぜ「ダンス劇」という言葉を使い作品を創ってきたのか。
毎日毎日考えておそらく10年は過ぎている。そのつど自分なりの答えはあるが、いつもブレずに思う事は「踊りはもっと近くにある」と言う事だった。
外を歩いていたり、どこかで食事をしていたり、飲みに行ったりした場所で僕は必ずダンスのような瞬間を目にする。
仲良くはしゃぐ高校生の下校や、あまりに食事が美味しくて微笑み合ってハグするカップルや、テーブルの上のビールを溢してしまい焦る客と、凄い速度で割れたグラスを片付ける店員など、感情や、身体や、声が急激に変化したりする瞬間を目撃すると、「そうだよ。それが踊りだよ。」と心で叫ぶ。
きっと誰もがこころ奪われたことのあるはずのそんな瞬間を切り集めて、踊りを見せたい。
それが僕のダンス劇であり、ダンスと台詞があるからダンス劇なのではなく、ダンスのような時間や、そこらにドラマティックな瞬間は沢山ありますね!ということをパフォーマンスで体感して頂きたいから「ダンス劇」なんです。
そこを今強く考えていて、そしてやっぱり「ダンス劇」って面白い!
と改めて自分で自信をもったわけです。
今回の新作「de-ke-lish」はそんな今の自信と思いを遠慮なくぶつけてみようと、始まった企画でした。
だったら劇場ではないだろう、ということで会場であるCHUBBYがすぐ頭に浮かんだわけです。
大きなソファー、良い家具、明かりの中で、ゆったり飲み物を呑みながら、
そこに行けばいつもあるその場所に「踊る身体」が出現する。
それが僕にはワクワクするんです。
そしてそれをお客様にも体感してもらいたい。
会場に客席や、明かりや、音響機材を持ち込んで舞台の形をとれるやり方で
上演するのではなく、お客様の他に存在するものはCHUBBYと出演者のみ。
そこのダンスが現れるそれが「de-ke-lish」です。
話をSUPPORTTICKETへ戻しますが、今回は各回21席限定で7回公演。
トータルで147席の販売となる。
この席数で、会場をお借りして作品を創り、キャストを集め、ビジュアルを撮影して広報をしていくことを賄うことは不可能だと言う事は、想像して下さる方もいると思います。
であれば1席を15000yenに設定したら可能かな?
15000yenをお支払いして下さる方々だけのダンス劇なのか?
なにかワクワクを感じる人には、ダンスを観た事がなくとも、
初めてのお店に美味しいものを食べに行く感覚で来てほしい。
そこには4000yenと1000yenほどのdrink料金ならば使って頂けるかな?
そこから、僕のダンス劇の魅力を知って下さっている方、
一緒にワクワクして下さる方、いつも応援して下さる方、
初めてだけど頑張れ!と思って下さる方々にSUPPORTしてもらおう。
そう思った事が、このSUPPORTTICKETの始まりでした。
2023.11.14の今現在もこのTICKET購入下さっている方がいらっしゃいます。
そして11.19の23:59まで多くの方に知って頂いてSUPPORT頂けたら嬉しいなという思いでおります。
SUPPORTTICKET販売により叶えたい事
あなたが舞台にダンスを観に行くのではなく、
あなたがいる場所にダンスが現れる。そんなダンス劇を実現させたい。
少ない客席、豊かなスペースでも実現可能なダンス劇を見つけたい。
実現可能とは、この企画にかかわって下さる方がそのスキルに見合った対価を得て次に進める事。今後もこのようなダンス劇を創作、企画していけるきっかけをつかむ事。
もちろん僕以外の方々は対価を得る事は必須なので、なにかあったら僕がお支払いしていくのですが…
僕もこの活動を豊かにとらえて進みたい。
これは結構大切な事であり、共感して下さる方も多いと思います。
様々なおもいで、様々なSUPPORTを下さる方々に感謝をしております。
引き続きよろしくお願い致します。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
1.24-27「de-ke-lish」でお待ちしております!
ダンス劇作家/熊谷拓明
2024新作ダンス劇「de-ke-lish」
2024.1.24-27
@DAITABASHI CHUBBY
SUPPORTTICKET好評発売中。
▢sukisu-Kifu
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