踊る前にやるべき事
踊る事を始めて28年が経ち、もうすぐ30年。もちろん僕より長く踊ってらっしゃる方は大勢いるし、深く踊ってらっしゃる方も大勢いる事でしょう。
その方々の作った道を歩くのも踊り人生の歩み方ですが、誰もがそれを出来るわけもありませんし、せっかくだから大きく道を踏み外すのも面白いのではと思えるようになったのでこんな事を書いています。
■踊る前にやるべき事
自分が踊る事でこの社会にいる事に意味を求めようとか、認めてもらいたいとか、踊る事で多くの欲求が出てくるのは僕にとっては当然の事であり、現在もこれまでも、そしてこれからも向き合うべき感情の一つですね。
あくまではこれは個人的な思考であり、そうでなくとも踊りを楽しめる方も大勢います。
僕の『踊る』はあなたにとって何なのかに思考を巡らせながら読んで頂けたら嬉しいです。
踊る前にやるべきことは、自分と踊りが交わった時の事をひたすら思い出す事だとおもっています。そこが自分がいた踊のない社会と踊の交わったタイミングであり、踊りが僕に浸食した瞬間なんですね。
で、いつだったのかと思い出してみるのですが、やはりしっかりは覚えていないんですね。
ホームページでのプロフィールに記載しいる事は嘘ではないのですが、そのさらに奥に潜む踊りとの出会いがあるはずなんです。
■進みながら思い返す。
生きていますし、これからも踊りますから進む事は大切。
進むために戻って思考する事も必要で、何があったろう…
小学2年生の頃、お楽しみ回で戦隊ヒーローショーのマネごとのような事をやらせてもらった事があった。恥ずかしげもなく僕が主役、敵役を友だちがやってくれておそらく10分くらいのショー。
不思議と楽しさは覚えておらず、恥ずかしかった事を思い出す。
女の子との精神年齢差が圧倒的にひらいて来るこの時期に、お祭りで買ったヒーローのお面を被って、敵役の友達と即席のタテを繰り広げる中、お面の覗き穴から見える同級生の女の子の顔は引きつっていた。
なんの為にそこに立ち、どんな話の流れでそのショーが行われたのか、記憶はないが自分が望んだ事は確かな事であった。
■踊りに出会う寸前を探る
■斜め45度の現実逃避
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