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「偶然」ってなんだろう?

偶然ってなんだろう?

話していて偶然だとか、
その偶然は必然だとか
言っているのを見て思った。

そんなこと、
後から意味や理由をつけただけで
ただの起こったことにすぎないよなと
ちょっと、斜めから見てみた。

そんな中でも、ひとつだけ
わかっていることがある。

みんな、この「偶然」が大好きだ。

今を生きる中で偶然を探している。
日常では起きそうにないと思ったことを見つけては、
それに至るまでの経緯と照らし合わせる。

まるで「偶然」を「偶然」と確信するための
確認作業をしている感じだ。


一般的に使う「偶然」は
良かったことに使うことが多い。

「偶然が重なり、成果が出た」
とは使うが
「偶然が重なり、成果が出なかった」
と言うと、急に言い訳がましくなる。

「偶然」をみつけると
安心したり、嬉しかったりする。
初めましての人と共通点を見つけるあれだ。


それはその現象がおこる確率が低ければ低いほど、
驚きを持って喜びが反比例していく。

その確率はテレビなどでアンビリーバボーな実話などで
「偶然」を強調するために使われたりする。


しかし、私は最近、その確率というものに
「スゴい」とか「不思議だ」という感情はなくなっていて、
そんなこともあるだろうなーと
思うようになっている。

現に、この世界で起きていることは
確率では計れないこと方がほとんどで
科学で説明できていないことの方が多い。

目に見えないものが95%だと聞く。
感覚的にそうだろうなと思ってる。

だから、確率で説明されたところで、
それはナンセンスな話だと思う。

もう、ここには「偶然」しかないと。


私たちは全ては「偶然」の重なりで
出来た特別な存在なのだ。


そう思うと偶然大好きな私たちにとって
偶然だらけの日常は、喜びだらけなのだ。

喜びの人生を感じるには
偶然の答え合わせをすることかもしれない。

そう、思えてきた。

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「偶然のみつけ方」

https://note.com/odomoryo/n/n3d626b4ae782

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