
【お盆に育てる「生きる力」】
【お盆こそ、生きる力を感じるタイミング】
盆ジュール(笑)
お盆ですね。
『感謝のきもちを育てることが、生きる力につながる』
お盆を前にそんなメッセージを伝えたいと、先日、いのちの積み木のワークショップをオンラインでおこないました。そこで思ったことがあります。
「お盆こそ、自分の生きる力を感じられる最高のタイミング」なのではと。
結構、いいこと書いてるので読んでくれたら嬉しいです(笑)
いのちの積み木とは、見えないはずのご先祖さまを見える化した積み木です。詳しくはこちら→https://senzo.inotinotsumiki.com/
家系図をひっくり返すと、一番上に自分がいて、その下にはたくさんのご先祖さまのいのちのつながりに支えられているのことに気づきます。
会ったこともない、名前も知らないご先祖さま。
でも、その人たちが一人でも、存在しなかったら、今、自分はいないのです。
ちょっと、写真を見ながら考えてみてください。
積み木の一番下の段が四代前のご先祖さま。
いわゆる、ひいひいおじいちゃんとひいひいおばあちゃんです。16人いますが、この一人が、ここにいるご先祖さまと出会い、子どもをさずからなかったら今の私は存在してません。
三代前のひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん、二代前のおじいちゃん、おばあちゃん、そして、お父さん、お母さんも同じように、ここにいるご先祖さまとの奇跡的な出会いがあり、いのちをつないだ結果が私です。
四代前ってだいたい100年ほど前の話。
そんな昔の話ではありません。もしかしたら、ひいひいおじいちゃん、おばあちゃんに会ったことある人もいるかもしれません。
この100年だけを見ても戦争や災害があったり、今のような発達した医療がなく、病で亡くなることも多かったでしょう。戦争や病気だけではありません。この100年の間に思わぬ事故などでいのちのつながりが途切れてしまうピンチがいくつもあったはずです。
しかし、そこを越えきてくれたから、今の私がいる。
『私はたくさんのピンチをくぐり抜け、いのちのつないできてくれた、最強のご先祖さまの生きる力を受け継いでるんだ!』
わたしはラッキーで出来ている!!(笑)
そんなことをふと思うと自然と感謝が芽生え、「何とかなってきたから、何とかなる」って勇気になったりもします。
「このいのちは、ご先祖さまの生きる力の結晶」
なんだなーと思えるのです。
そして、もうひとつ、思うことがあります。
それは、「このいのちをつないでくれたのはご先祖さまのおかげだけじゃない」ということ。
血縁でなくても、ご先祖さまを支えてくれた人たちがこの何倍もいる。親代わりに育ててくれた人、ご先祖さまの人生を変える出会いや出来事もあったでしょう。
わたしたちの存在はそんな人や出来事のおかげでもあります。
10代さかのぼると1024人のご先祖さまがいます。
1000個のラッキーの積み重ねがわたしであり、あなたなのだ!!
わたしたちは、このご先祖さま史上最高のラッキーの上に立っているのだ!!!
って、考えたらすごくないですか??
生きていたら嫌なこともある。
理不尽さに消えてしまいたいことだってある。
でも、きっと、また、越えられるって、わたしは信じています。
だって、わたしたちはここまでご先祖さまがつないできた「ラッキー」の結晶であり、積み重ねてきた「生きる力」があるから。
今年は、コロナ渦での初めてのお盆。
今までと違うお盆になります。
当たり前だったことが当たり前でないことを実感するお盆になります。
実家に帰られない。
積極的にでかけられない。
家族、親戚で集まれない。
そんな特別なお盆だからこそ、今、自分があること、当たり前すぎて考えてこなかったご先祖さまのことを考えてみる「特別なお盆」になったらいいなって思いました。
30秒でもいい。
ご先祖さまが喜ぶことやってみてはって思うのです。
空を見上げご先祖さまを思い「ありがとう」ってつぶやいてみる。
行ける方は、お墓参りに行って彫刻をしてご先祖さまの名前を読んでみる。
家族におじいちゃん、おばあちゃんって、どんな人だったか、聞いてみる。
顔も名前も知らないご先祖さまでも、名前を呼んでくれること、想像してくれることことは嬉しいはずです。
『ご先祖さまの存在を意識すること』
それが最上級の供養になると、わたしは思います。
「ご先祖さま、いのちをつないでくれて、ありがとう…」
うん、後でお墓参り行ってこよーっと。