素人がデスク用品を作り始めたら地獄を見た話 その1
何か作りたいと思いました。
今出社して眠る生活をしています。
言い過ぎかもしれないのですが思い出すと本当にこれしかないんです。
もちろん細かいことを言うともっとあります。娘を保育園に連れていって帰ってくるみたいな。
そしてDJ(のようなこと)は10年やりました。今でもDJ機材はあります。全然現役です。機材は。
一方、じゃあ30前の時の情熱とは全く変わりませんか?と言われたら嘘です。全く異なります。瞬間的に同じ質量のエネルギーではできますが持続は絶対にできない。
何が変わったんだろう?と考えた時に、
結婚、家購入、子供など、相応のライフステージを経て環境が変わり、
「想像」ではなく「消費」をする生活へシフトしたんですね。
週末のイベントに向けて飯も食わずに仕込んでいた時期とは異なり、明日の仕事のためにしっかり睡眠取る。
夜出かけて朝帰って夜まで寝るのではなく、朝出かけて夜帰って夜寝るんです。
別に頭がおかしくなったんではなくて、恐らく本来自分の生活に合ったサイクルへ収斂しただけなんです。私の人生としてはこれが普通。
ただこの生活は仕事以外での「想像」=「創造」が非常に発生しづらい。
今までは寝てる時間に色々作る時間を充てていましたが、なかなかこれができづらくなってしまった。夜寝てるんですよね。
昼にできて、何か作れることって何かないのか?
と考えてたどり着いてしまった桃源郷 aka 沼。
DIYです。
世のお父さん方がなぜDIYをやるのか?
たぶん「このままではいけない!」と思うからではないでしょうか。知らんけど。
今まで漠然と「デザイナー」「トラックメイカー」といったクリエイティブを制作する人に憧れてきました。
一方で自分は「何かを作ることはできない」と思ってきました。
が、少し違いました。
自分はそうではない、と考えていただけで、作ることはできるんですね。
そして作ったら作ったものを記録として残しておく場所が欲しいなと思いました。
なのでここに記載します。
踊りーマンという名前をつけてこのNoteを作りましたが、まあ言うてもともと何も書いていない場所なので色々書いていこうと思います。
何を作るか?
さて、何を作るかと考えたのですが、取り急ぎすぐ作れてある程度形になりそうなコルク加工品を作ることにしました。
デザインは既製品を真似ることにしました。巨人の肩に乗れ、という偉大な人の言葉もあるので。
モデルの既製品はこちらの製品。
もともとリモートワークが増えたこともあり、かつ自分の家を買った時から「帰ってきたい部屋を作る」ことをコンセプトに色々と試行錯誤してきました。Youtube見てただけなんですけど。
そんな中、デスクツアー とYoutubeで検索して10人に9人一度は日本人Youtuberが紹介している(偏見)Grovemade社のデスクアイテム。
かっこいいんです。まあかっこいいんですが、高いんです。メモパッド10,000円するんですよ。
そこで
これ作ったらやばくない…?
と思ってしまったのです(失礼)
まあ後になって「そりゃこのぐらいかかるわ…」と考えを改めるのですが。
何が欲しいか?
自分で作るからには自分で使いたい。そう思った私はGrovemadeの商品を漁ります。
そんな中で見つけた**これ。**
痺れました。
アルミの外側にくり抜かれたコルクの内側。
置いてあるのは時計、電卓、消しゴム、色鉛筆。
これだけシンプルなのに、堂々真っ向150ドル。
高まったDIY熱がアドレナリンになって脳内からドバドバ湧いて出る音を聞きました。
これ作るわ。
決めました。
ここからがスタートでした。
結論から言うと3枚作成して、1つはめちゃくちゃ喜んでいただきまた作ろうという気持ちになった、という冥利に尽きる話なのですが、
作成過程は地獄のように大変でした。
続編書きます。
一つだけお伝えすると、今からDIY始めようと思っている人がまず買うべきものは
超強力な掃除機
です。
頑張って思い出しながら書きます。
よろしくお願いします。
※5/11(木)
続きを書きました。