私が後悔していること

いつもおどらぼで働いていただいてありがとうございます。
私がどういう人間かきっと知らない人も多いと思います。
今日は、私が学生時代にバイトをしていて今でも後悔していることについて書きたいと思います。電車の行き帰りのSNSサーフィンの合間に3分だけお時間いただけると嬉しいです。

私は18歳で大学1年になったときにアルバイトをしていました。
梅田のエレファントカフェやキリシタンカフェなどを経営するUGグローイングアップという会社で飲食のサービスバイトです。
今はなき個室居酒屋「恋のしずく」というところで働いていました。

今でも自分は若かったなと思うのですが勤務態度も全然よくなく、ダンスで食べていくんだ、コンテストで勝つんだみたいなことしか考えていない大学生だったと思います。そこでは髪型も自由だったし金髪だったかもしれません。オープニングスタッフから働いていて、仲間とも仲良くやっていたし深夜もラストまで働いたりしていました。1年経たないくらいの時に態度や素行について意見が合わず社員さんに呼び出されて怒られたことがあります。

このことは今でも鮮明に覚えています。半ば逆ギレ状態に入って、僕も感情的に時に裏で涙してた記憶もあります。このタイミングでその社員さんとは疎遠になり、そこで今まで人生で1回しかしてないのですが、バイト行かないでやろうと思って無断欠勤をしたことがあります。そしてうやむやになりながらフェードアウトして疎遠になった記憶があります。
この記憶は僕の中では鮮明ですごく何か引っかかった感覚がずっと残っています。

その当時は別にこんなとこやめてやるし、関係ないわ。って思いながら全く気になっていなかったのですが、今35歳になって感じるのは今でも何か心のどこかで罪悪感を感じたり、何か切ない気持ちになります。
その場所は今はないですが、系列のお店の前を通るときも感じますし、その飲食の会社の業績もそこまで前ほどよくなくてたぶんうまくいってないんだろうなとか時より考えたりもします。ここで自分で気づきました。やっぱり自分が働いたり足を踏み入れた場所って気になるんだなと。

そのあとの学生時代はレッスンを持ちだしてダンスのインストラクターの仕事をし、卒業後USJの新卒として入り5年後ダンスもっとしたいなと思ってアメリカに行って帰ってきて、こんなダンスの環境あったらいいなと思って、2014年におどらぼを立ち上げるに至ります。

今働いていただいてる皆さんにとって僕の経験なんかどうでもいいし、関係ないことだってもちろん思うのは十分わかっています。
このアルバイトで感じた経験以降自分の中で働くことについてすごく気になるようになったし、考えるようになりました。
今おどらぼで働いている方がどう感じるか、つぶれてしまえばいいじゃん。
仕事受けすぎなんだよ、代表頭悪いな、考えろよ。って思ってることも知っています。そしてその通りになるような感じにだんだんなってきているのも事実です。
別にこの内容で皆さんにどうしてほしいとか、求めることはなくて
おどらぼが皆さんにとってどうしたらプラスになれるのか
存続できる存在になれるのかっていうことを必死に考えていることは事実なのでそこだけはわかってもらえたら嬉しいなとは勝手ながら思います。

働き方は皆さんそれぞれで、評判もそれぞれだと思います。
おどらぼの仕事に愛着もって真剣にやってくれなんて思ったりはしません。
ただ1つだけお願いしたいなと思うのはみんなにはみんなのプライドや譲れない価値観あって、その中で一緒にお金をもらっている以上全力でやりませんか?とは思っています。これはおどらぼのためでなく、自分自身のためとしてです。働く終わって嫌なら申告してもらえれば強制しませんし、その日その業務だけ1回だけでも働いていただけたらいいなと思ってる気持ちはあります。

どんな形でもおどらぼで感じたことを怒り、苦しみ、後悔などネガティブなことも含めてこれからの人生で皆さんが成功するために役立ててほしいと思いますし、おどらぼと関わることで大事な人ができた、また友達が増えた、ダンスの話ができる仲間が増えたなどプラスに感じることがあればもっと嬉しく思います。

1つ1つの行動の積み重ねが仕事をつくっていること、結果的に一度でも真剣に働いた場所であればきっとどうでもいいと思ってても、あとあと気になったりすること。
来年のパーク遊びにきたときに今一緒に働いてる仲間の顔が見れなくなってるかもしれないこと。
自分の人生の仕事について考えるきっかけになってもらって、これからの人生で自分が楽しく働くにはどうしたらいいかに、おどらぼをいいように(反面的な部分も含めて)利用してもらえたらと思います。

先日日曜日のMBS GRANDEのダンスイベントの際に、リハーサルルームでおどらぼっていう派遣で働いてるんすよっていう声が突然聞こえてきたことびっくりしましたし、またそういう風にダンスをやっている人と繋がっていける、またエンタメが好きな働きたい人とも関わるご縁をいただいてることに本当に感謝しています。1回でも働いてくれた人に感謝したいですし、そういう人の支えがあって1年半もUSJの仕事をしていくことができました。

おどらぼの仕事の責任は全部私にありますし、
働きたくない!もういいや!って思うような環境しか作れていなくて本当に申し訳なく思います。

皆さんがこれからも自分の人生を考えたり別の場所で働くときに、楽しかったことやまた現在多くの方が感じてしまっている嫌な経験や怒りを違う形で何かのひっかかりにしてもらえると嬉しいです。
まだまだゲストが多く来場されていくことと思います。
みなさんのお仕事で笑顔にしていただけたら嬉しいなと思いますし、そんな環境を作っていきたいです。改善できるように努めます。
皆さまがおどらぼに関わっていただけてそして
働いていただけること本当にうれしく思います。

長々と失礼しました。
おどらぼ/いわおよしあき



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