
なんでワシだけハゲるんじゃ~!
ハゲる理屈は簡単
秋は抜け毛の季節。あなたも私も貴重な髪の毛がひらひらと、まるで紅葉が終わった落ち葉のようにむなしく地面に落ちていくのです。
そしてこう叫ぶのです。
「おわ~!なんかワシ、夏よりもハゲとるんちゃうんか~」
そもそもハゲになるのは、生える毛より抜ける毛が上回るからですな。
人は1日に、50本~100本くらいは髪の毛が抜けております。
「マジか!?そんなに抜けたら半年後にはツルッパゲじゃないか!」
いや、大丈夫。それを補うに余りあるほど、新しい髪の毛は生産されている、だから髪の毛はいつも安定してフサフサしているように見えるわけです。
逆に、抜ける毛がたとえたったの10本/1日だったとしても、新しい毛が生えてこなければいずれはハゲる、というわけ。
抜け毛の仕組みは科学的にわかってるのだ
男性型脱毛症(AGA)の原因はすでに解明されております。
男性ホルモンの”テストステロン”が、”5-αリダクターゼ”という酵素と結びつくことで”ジヒドロテストステロン(DHT)”という脱毛ホルモンに化けて、それで抜け毛が発生するのです。
じゃあそのテストステロンと5-αリダクターゼが結びつかんかったらDHTが出来んけぇ髪の毛抜けんじゃんか!と小学生でもわかる理屈に沿って開発されたのが、フェナステリド。
フェナステリドは、AGA治療で使われるプロペシアっていう錠剤の主成分で、発毛効果はないですが、脱毛を防ぐ効果はあります。
ただし、頭頂部や前頭部の薄毛にしか効かない、だからAGA治療にだけ使われるんですね。
じゃあ発毛効果のある薬と組み合わせたら最強じゃん!
確かにその通り、最強である。
で、発毛効果が日本で唯一認められている、つまり「こいつ飲んだら毛が生えてくるで!」とちゃんと認められている成分があるんです。
それがミノキシジル。
プロペシアとミノキシジル、この組み合わせで髪の毛が元通りになった人は五万といるわけで、ただ金銭的にちょっと辛い。
なぜなら、プロペシアはまだ特許が効いてるから高いんですわ。
脱毛を防ぎながら一方では発毛促進する、これだったらいずれは髪の毛増えるのは火を見るよりも明らか。
そんな最強クラスの組み合わせがあるのに、指くわえて見とるわけにゃいかんじゃろ?
プロペシアのジェネリックなら安いのだ!
実は脱毛予防薬には、プロペシアの成分と全く同じなのに、値段は1/2~1/3で買えるジェネリック医薬品が存在します。
それが「フェナロイド」っていう薬。
これだったら、毛生え薬のミノキシジルと組み合わせても数千円で済む。
飲んで次の日にフサフサってわけにはいかんですが、半年も続けていれば必ず変化があるはず、ただしAGAに限る。
うんうん悩んでいても毛は抜けるばかりで生えてはこない、だったらすぐにでも始めて半年後に周囲の人を驚かせたればええのでは?
「ヅラなんか?」 「ちゃうわ地毛よ。生やしたんじゃ!どや。」
なーんて事になれば、なんだか人生面白くなりそうじゃないですか?