裏切り者にルブタンを
今ならわかるの
あれほど悩む必要は無かったって。
アンタが必要な存在だったかどうかなんてどうでもいいの。
だって知らなかったって時は進むし、あたしは前を向いていくんだから。
人ってそうゆうものなのね、と頷くだけなんだわ。
だってあなた一人如きのせいで私の価値は下がったりしないの。
キャリアは終わったりしないの。
一見そう見えても、
時間が必要なだけだったとわかるわ。
過去のあたしにこんなことを言ったってきっと聞く耳を持たないでしょうね。
だから言ったでしょ?
時間が必要だったって。
アンタが必要な存在だったかどうかなんてどうでもいいの。
そんなのここ数年でわかる事じゃないわ。
それだけ分かっていればいいの。
出来ることならアンタをルブタンの靴で殴ってやりたい。
でもそうやったらアンタを気にしてるってことになるから、しないようにしてるだけ。
ほら偉いでしょ?
いつもならヒールで目を潰してるところなのよ?
命拾いしたわね。
まだその目を大事にしてていいわよ?
命令するのはあたし。
コントロールするのはあたし。
メイクをするのはあたし。
踊るのもあたし。
全部あたしの為よ。
あたしの為にするのよと言い聞かせてる。
弱くなったっていいのよ。
もっと強くなれるから。
鏡の中のかわい子ちゃんに大好きって言ってあげて。
あたしの周りがあたしをいじめるんなら、
あたしくらいあたしに優しくしなきゃ。
人のことなんて気にしなくていいのよ。
鏡の中のかわい子ちゃんに愛してるって言ってあげて。
今まさに愛すべきなのはあなた自身なのよ。
love you!
愛してるわ。
ルブタンの靴と共に。
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