自治体の申請書の書き方・電子申請のやり方
申請書ってたくさん!でもよく分からない。。。
役所の手続きっていっぱいありまして、その分だけ申請書というものも多く存在します。
住民票を取る、婚姻届、車検のための自動車税の証明など、多くの人が関わるものがあれば、特殊なものを購入した時の補助金とかは特定の人しか関係ありません。(事業者ではなく個人単位でですが)
どんな手続きでも、人生において何回するでしょうか?
住民票ですら年に1回も取らない人のほうが多いのでは?
マイナンバー(カード)の普及により「コンビニで手続きできますよ」と言われ、確かに便利だとは思いますが、この利便性の恩恵ってほとんど受けないのではないでしょうか。
市役所の住民課では毎日何件も処理するので、住民よりも役所側の恩恵が大きいのかもしれませんね。もちろん業務の効率化や人件費の削減により、他にリソースを割けるようになるので住民メリットにもつながりますが直接的ではありません。
少しそれましたが、どんなに便利でもやり方のイメージが湧かないと意味がなく、「よく分からないから役所に行って聞こう」という結論になる人は多いと思います。
申請書の書き方は記載例が一緒に置かれていることは多いですが、仕事をしていてよくある問い合わせとして、「記載例を見てもよく分からない」「必要なものがどこを見ればいいか分からない」というものです。
電子申請であってもよく分からないという人は多いと思うし、画面遷移の時に「本当に次に行って大丈夫?」「あとどれくらいのステップがあるの?」とえも言われぬ不安や疑問でしり込みする人も多いのではないでしょうか。
動画で解説ってどうでしょう?
てなところで思い付きですが、動画で手続き方法を解説・案内するというのは住民目線としてどうなのでしょうか。
上述のコンビニ交付や実際に役所に行って手続する時の流れ、申請書の書き方や必要書類、電子申請の流れなどを動画にすると少しは分かりやすくならないですかね。
官庁やほとんどの自治体が公式のYoutubeチャンネルを持っています。
そこにアップすれば住民は好きなタイミングで一時停止、スキップ、巻き戻しでき、自分のペースで確認できます。
チャプター設定もできるので、自分の知識レベルに合わせて動画を見れます。
凝った動画を作る必要はなく、シンプルでいいんです。
かといっていかにもお役所っていう感じの機械的でテンポの悪い動画は、分かりにくさを助長しますし、そもそも見る気が失せます。
有名人ならまだしも、よく知らないおじさんがテロップすらなく一人喋りをしているのって見る気しませんよね。
確定申告をYoutube見ながらやりました
私自身、ふるさと納税のために確定申告をするのですが、マイナンバーカードでのe-taxでしました。
参考にしたのは国税庁のサイト+国税庁やユーチューバーさんのYoutube動画でした。
マイナンバーを活用した電子申請が普及していく中で、その方法をいろんなアプローチで案内し、不安を取り除くことが大事と思います。
行政Youtubeって広報の意味合いが強く、その用途に縛られていることが多いです。
ユーチューバーの発信に頼るのではなく、行政も一歩縛りの外に出て取り組むべきではないでしょうか。
ちなみに
コンビニ交付については総務省が動画を出しているほか、自治体でも出しているところがありました。
でも、市役所の手続きでまず見るのって、そこの公式HPだと思うんです。
「すでに同じものがあるから」ではなく、自分たちでも作ってHPにリンクさせれば見やすいと思うんです。
また、AIチャットボットなどもできたら有用です。
せっかくいろいろなツールがあるのだから、活用しない手はないでしょう。