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【odenのこれまでvol.3】あわいって、なんだろう?「間(あわい)展」振り返り②


こんにちは!oden(おでん)note担当です。

2024年2月17・18日の2日間、渋谷桜坂にあるギャラリー・SACS(https://www.instagram.com/sacs_shibuya/)にて行われたoden初となるグループ展。

今回は、その振り返り第2回目です!



▼前回の記事はこちらから



メインビジュアルは、おしり!?

「あわいって、なんだろう?」
メインビジュアルでは問いかけるようなキャッチコピーとともに、何やら壁に頭を突っ込んでいるキャラクターのイラストが印象的ですよね。

ビジュアルの作者いわく、未知なる「間(あわい)」に頭を突っ込んでしまうほど興味津々な私たちの姿を描いているとのこと。「間(あわい)」という、少し考え込んでしまいそうなテーマをとてもキャッチーに表現できてるとは思いませんか?

そんなメインビジュアルのデザインについて、お客さんからは「目に飛び込んできて印象的だった」「桜坂を歩いていたらつい気になってしまった」という声を多くいただき、展示メンバー一同ほっと胸を撫で下ろしています。

展示当日には「おしりステッカー」も無料で配布されており、このステッカー目当てで訪れる方も多かったようです!


間(あわい)展の作品をご紹介します!

今回はその振り返りとして、展示メンバー12名のうち6名の作品をご紹介!
展示にてご覧いただいた方にはじっくりと思い出しながら、そうでない方も新鮮な目でご覧いただけると嬉しいです☺️




01

過剰人物図鑑

ジェネラルグラフィック

大山友梨 / Ohyama Yuri
@ohyamayoym
art director / graphic designer

"過剰な人を見てちょうどいい人物像を考えてみよう"

あの人変わってるよね〜とか話す時あります。
でもじゃあ普通の人ってどんな人だろう?人としての間(あわい)、ちょうど良い人ってどんな人だろう。と考え始めました。今回は過剰は人たちを描くことで、ちょうど良い人物像はどんな感じだろう〜と思ってみたり、はたまた自分にもこんなところあるな〜とか、アップデートしたほうがいいところもあるな〜とか、少しくすっとしてもらえたらいいな〜と思って作りました。

個人的結論:ちょうど良い人っていない




02

おおらかなプラスチック

プロダクト

村上洋紀 / Murakami Hironori
@hironori_murakami
art director / product designer / graphic designer

"プラスチックを長く使うにはどうすればよいでしょうか?"

世界的に脱プラスチックの動きが高まっていますが、 今までお世話になってきたプラスチックが急に悪者扱いされるようになったことに違和感を感じます。問題なのはプラスチックを簡単に捨ててしまうことで、 大事なのは長く使うことではないでしょうか?

プラスチックを長く使うにはどうすればよいでしょうか?
通常、 プロダクトは、「コップ」や「皿」など、 用途を限定してつくられることが多いですが、 用途を限定しなければ、 用途の幅が広がり、 プラスチックを長く使いやすくなるのではないかと考えました。

用途の曖昧さ、 つまり、「間(あわい)」をプロダクトに落とし込むことで、 多様な使い方を受け入れる存在を具現化しました。


来場者よりいただいたコメント

「自分の考える"あわい"のコンセプトに一番近かったです。商品化されたら購入したいです。応援してます!!」

「私もプラスチックが悪者になっている最近の風潮に少し違和感があったので共感しました。昔は”リサイクルできるからプラは良い”という時代もあった気がするのですが…長く使っていけるような方法を考えていきたいですね。」




03

人と人の間で起きること

グラフィック・ステッカー

島すず / suzu shima
@sssuuzz
graphic designer

"人に優しく過ごしていきたいね"

独身サイコー!!!!
って思うのに急に寂しくなることがあります。そういう時にあらためて、人は1人では生活していけないんだなぁ〜としみじみ思います。だから人と人の間でできる物事や行動にスポットを当てました。人に優しく過ごしていきたいね。




04

テンモドキ

ぬいぐるみ・パネル

しげみ かほ
graphic designer / web designer
@_shige__shige_

"それはもじの てんに ひそむ ナゾの いきもの"

それはもじの てんに 
ひそむナゾの いきもの。
ふだんは かくれて いますが
きょうの ために
つかまえて きました。
あなたの もじにも
かくれて いるかも。




05

NAMAE -AWAI NO MA-

彫刻

かれん / KAREN
@karenxfosette_illust
graphic designer / illustrator

" 木の端材から生まれた"なまえ"のない いきものたち "

両親から生まれたばかりの子へ、企業や商品にまで、コミュニケーションのためか、何かを区別するためか、当たり前のように"なまえ”をつけてます。

さっきまで何でもなかった個別の存在が“なまえ”を介して繋がり、緩やかに関係性は変わっていく。“なまえ”は命を吹き込む不思議な力や、人やモノを繋ぎ距離をグッと近づける力を持ち、目に見えないけれど確かに存在する「あわい」の空間を生み出しているのではないかと思います。

"なまえ”のないいきものたちは、木の端材を削り生まれました。はじめて見る「端材のいきものたち」はその瞬間から、愛おしく見えてきませんか。




06

美味しいご飯は間を繋ぐ。

ジェネラルグラフィック

りゃま / ryama
@ryama38
Designer / director

"Let's hang out."

人と人との間にははじまりに食があると思っていて。
一緒にご飯行こ!の一言で距離が縮まるそんな食を大切にしたいな〜と思って描きました。けど単純にアダムとイブの絵を描きたかったのと東京に引っ越してばかりの私をご飯に誘ってくれた大切な友達たちにありがとう〜!って気持ちで作っただけだったりします。




今回の作品紹介はここまで!

今回は6名の作品を紹介させていただきました!

グラフィックデザインをはじめとして、プロダクトデザイン、彫刻、ぬいぐるみと、同じ間(あわい)というテーマなのにそれぞれ異なるアウトプットになっているのがとても印象的ですよね。

つづきは次のnoteにて!


(つづく)



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