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息子にテルミーかけながら

イトオテルミー
年上の友人が療術師で、
約20年はお世話になっている。


急性期の最もつらい時期にも
めいっぱい自分にかけていた。

私よりも息子の方が
子供時代からずっとテルミーを
好きでいるだろう。

就職してからも
お風呂上りには私の部屋で
数分間のテルミータイム。

ちょっと前までは
30分はあったかも・・

推しの話とか
趣味、飲み仲間の話とか
いっぱい聞かせてくれてたし
私も聞いていた。

でも今夜は
私から声をかけず
黙ったまま、テルミー。

なんか、気遣いしなくても
いいか、って思って。

テルミーだけで充分。

私の精一杯だ。

声をかけてあげられる余裕は
ないから


うつは再発が高い。

その事実をまっすぐ受け入れたのは
今日がはじめてかもしれないな


てか、何度かやっているのに
目の前に夢中なまま
学んでこなかった。


ほんとに、ようやく
何かが追い付いてきて
現実を受け止められるようになってる


それは、一足飛びじゃなかった

「やさしい時間を自分のために」

と、思えてからだな。


誰かのために、が
甚だしい。


しかし、そうゆう訳には
ゆかないのだもの。


まさか不眠症になるとは
まさかこんなに薬を飲むとは
肉体は元気でも


これからもうつを受け入れながら
自分をいたわりながら
やさしくしながら

人生の折り返しを生きるんだな。


人はみんな色々あって
それぞれの学びがあって。

いつも人の役に立ちたいと思ってきた。

私の今の学びが
誰かの役に立つ時がくるだろうか。

私のこれからの人生にも
学びの多い時期なんだろうな

きっと後になって
気づくんだろうな。

何でもかんでも
口に出せば分かってもらえる、と
思ってきた私が

言葉にしなかった日。