神様の近くで食い倒れー京都旅からひと足のばして
京都旅も中盤、主人から「伊勢神宮に行くのはどう?」と提案が。
ほうほう、お伊勢さんの内宮近くには横丁があって、江戸時代のような雰囲気だって?
それからの私たちは凄まじい行動力を見せ、テキパキと伊勢へのお得チケットを入手、翌日には近鉄に揺られていた。(早)
神様へのご挨拶、並びに美味しい巡礼のはじまりです。
大和八木駅で乗り換えの際に駅弁をゲット。
車窓の外に流れるのどかな景色を眺めながらの駅弁、最高。
伊勢市駅で下車してまずは外宮へ。
これまで京都で沢山見てきた神社仏閣とは異なり、とてもこざっぱりした印象。
「これは謂れある岩です。」
といった解説もなく、しかし何やらすごい岩なのか人々が写真撮影している横を抜け、黙々とお参り。
お次はバスに揺られて内宮へ。
こちらもまたシンプルで清々しい空気が流れる神宮でした。
すごい岩や木に抱きつくようにしてパワーをいただく人の姿も。
そんな中、やっぱりパワー的なものを感じているのかいないかな私たち。笑
(でも心地よい場であることはよくわかりました!)
神様へのご挨拶を済ませた私たちは、内宮すぐお隣の「おかげ横丁」へ。
ここには三重県・近郊のグルメを提供する茶屋的飲食店がひしめき、雰囲気は時代劇で見るような江戸時代さながら!
ワクワクと食欲が止まりません。。
「伊勢といえば伊勢エビ!」(主人談)
とのことで、和食屋さんへ。
ぷりぷりのお刺身を堪能した後は、お頭が入ったお味噌汁にしていただきました。
続いては私のリクエストターン。
行列してでも食べたい赤福!
赤福はしっとりこしあんが本当に美味しい。
ここ本店ではできたてを提供してくれるので、中のお餅ももっちり〜。
そしてすごいぞ本店。
赤福にまつわる書が飾られていたり、趣ある店内は必見です。
「締めはやっぱりコレだよね〜」
てことで伊勢うどんを。
讃岐うどんとは真逆をゆく、やわやわな麺。
一見、濃ゆそうな色ですが、お出汁は優しいお醤油ベース。
つるりつるりと胃袋に入ってしまうこちらのおうどん、
その昔、お伊勢参りで長距離を歩んできた旅人の胃袋を優しく癒したのだそう。
なるほど、だからこのようなスタイルなのですね。
お店の方もとても親切で、
「今日は暑いでしょう?」
とお冷やをこまめに注ぎに来てくださったり。
長距離を歩いてきたわけではないものの、たらふく食べた私たちをお伊勢さんは優しく包み込んでくれました。
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