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ティンホイッスルを吹いてみよう
アイルランド音楽でもっともポピュラーな楽器
それがティンホイッスルという楽器だ。
昨年から野外のマーケットでこの楽器のビギナー向けワークショップを開催し始めた。子供も大人も音はすぐ出るし、楽譜が読めなくても大丈夫ということもあって評判は上々です。
こちらが僕の持っているFeadog社のホイッスル。1500円で購入した。緑色はアイルランドの国のカラーでもある。
それでは楽器のステキなところを超個人的視点で書いてみよう。
1.見た目が高価でなさそう
リコーダーより更に小さいし、吹き口は安価な物はプラスチックだったりする。僕の持っているFeadog社のホイッスルは管が真鍮、吹き口はプラスチックだ。
(ハンドメイドの最高級のものは3-4万円台である)
フィドル(バイオリン)は安価なものだとamazonで1万円台でもあったりするけど、そもそも見た目が高そうだしうっかり落としたら大変な事になりそうだ。
ティンホイッスルも落としたら可哀想ではあるが、1000円台の真鍮製のホイッスルはちょっと落としたり子供が投げたりしても多分すぐには壊れない
(▶︎ちなみにバイオリンは最安値だとこのくらいの値段です)
2.リコーダーにカタチが似ている
日本の小学校、中学校の音楽のジカンには必ずリコーダーを吹く。吹きたくなくとも吹かなくてはいけない。
1940年代からリコーダーは授業で取り入れられたそうなので、小学3年生以上の日本の皆様はリコーダー経験率がかなり100%に近いと思われる。
ティンホイッスルはソプラノリコーダーよりも明らかに小さく穴の数も少ないため、誰が見てもリコーダーより形状がシンプルに見える。
「これならちょっと吹いてみてもいいかな」と思える形状だ。
3.携帯性最高
手元にあるFeadogのティンホイッスルを測ってみた。
長さは30cmくらい、A4の長辺くらいだ。
重さは...
測ってみたら35gだった。35g、、か、軽い。
ちなみに僕のスマホ(Huawei P-20)が167gだった。ティンホイッスル5本分だ。
スッとカバンに入れておけるし、作業机のすみに置いといても邪魔にならない。
4.思い立ったらすぐ吹ける
最近、PC作業に飽きると机のすみに置いてあるティンホイッスルでおもむろにアイルランドのリールやジグを吹いている。
これがフィドル(バイオリン)だと楽器ケースを開けて弓の毛を張って、松脂を塗りチューニングをしてようやく弾き始めだ。
音を出すまでの準備の工程がティンホイッスルとフィドルでは大きく違うのだ。
さあ、やってみよう
という訳でこのティンホイッスルという楽器をやってみませんか。
2/16に岐阜県各務原市のKAKAMIGAHARA STANDで
2/17は名古屋市名東区のトレマタンブーランジェリーで
どちらも人気のカフェとパン屋さんです。コーヒーや紅茶片手にリラックスした空間と進行で皆さんと一緒にティンホイッスルを楽しみたいと思っています。
ティンホイッスルの講師は長野県の瀧澤晴美さんが担当。
僕も運営、進行を担当します。