【ウマ娘】チャンミから逃げて「鍛錬シリーズ」をコンプしよう!
おはようございます。ODP_DpNGです。今回はタイトルにあるように「鍛錬シリーズ」の称号をコンプリートしてきたので紹介します。
1.「鍛錬シリーズ」って?
鍛錬シリーズは「短距離鍛錬」、「マイル鍛錬」、「中距離鍛錬」、「長距離鍛錬」、「ダート鍛錬」の5つからなる称号群です。
条件を満たした重賞を適性E以下で2着以上になることで称号ミッションが達成されます。例えば「短距離鍛錬」の場合は短距離の重賞を短距離適性E以下で2着以上になる必要があります。
実装当時は非常に獲得が難しい称号でしたが、現在はインフレもあってかなり容易に獲得できる称号となっています。しかし、普通は適性Eのレースに出すことはないですから、狙わないと獲得できません。
2.「鍛錬シリーズ」の難しさ
普通は適性Eで挑戦することになると思います。では、適性がEだと適性Aのウマ娘に対してどのようなディスアドバンテージを負うのでしょうか。
まず距離適性Eの場合、スピードとパワーが大幅に減少します。スピードは距離適性Aだった時の16%、パワーは36%になります。元々のスピードが1200、パワーが1200だった場合、実際のスピードは192、パワーは432となります。
育成シナリオのレースで相手のウマ娘のステータスをチェックしている人は「は?育成シナリオのGⅢのウマ娘とかスピ200程度だし余裕じゃんwww」とか思うかもしれません。
しかし残念なことに、育成シナリオのレースでは全ウマ娘の全基礎能力が+400されています。しかも、この補正は適性の計算の前に行われます。元々のスピードが1200だった場合、シナリオ補正でスピードが1600になった後で補正が掛かるため、実際のスピードは256となります。もちろん相手のウマ娘も同じ補正を受けていますから…
距離Eスピ1200のウマ娘の育成レース中のスピードは256
距離Aスピ200のウマ娘の育成レース中のスピードは600
というわけです。ヤバいですね☆
この数字がどの程度の差になるかというと、約0.8[m/s]の差になるようです。ちなみに、みんな大好き「勝利の鼓動」は速度+0.45[m/s]です。
一方、パワーについては、
距離Eパワ1200のウマ娘の育成レース中のパワーは576
距離Aパワ200のウマ娘の育成レース中のパワーは600
というように極端な差は出ません。ですがパワーで負けていることは確実です。パワーで負けているということは、加速度が負けており上り坂でディスアドバンテージを負うということです。
次にバ場適性がEの場合、パワーが大幅に減少します。具体的には適性Aと比較して16%です。つまり、
ダートEパワー1200のウマ娘の、育成レース中のパワーは256
ダートAパワー200のウマ娘の、育成レース中のパワーは600
ということです。数字で言うと約0.1[m/s^2]のディスアドバンテージを負います。ちなみに、一般的な白加速が+0.2[m/s^2]です。
3.「鍛錬シリーズ」の取得例
全体的な戦略として「後方脚質で前に行き、加速スキルで勝つ」ということを意識しましょう。
前述の「ラストスパートで0.8[m/s]の差をつけられる」というのはあくまでも同じ脚質だった場合です。例えば、2000mのレースで中距離Eの差しを出した場合、中距離A先行に対して負うディスアドバンテージは約0.4[m/s]まで抑えられます。金速度が+0.45[m/s]であるため、スキルが整ってきたシニア級では十分に2着が狙えます。
もちろん、同じ脚質間での差は変わりません。だからこそ、賢さの差でどれだけ中盤に差をつけられるかがカギとなります。
3.1 短距離鍛錬
[Nevertheless]ナリタタイシンでアイビスサマーダッシュに出走し1着を取りました。
アイビスサマーダッシュは新潟芝1000mで開催されるGⅢです。このコースはコーナーが一切存在しない直線コースで、ついでに坂も存在しません。
非常に短いコースであるため、加速に要する時間が他のコースと比べて相対的に長いです。言い換えると、ラストスパートで最高速度を出す区間が最も短いということになります。
距離適性による差が最も出にくく、逆に加速度による差が大きく表れるコースです。だから「迫る影」、「電光石火」が使える通常タイシン(と秋イナリ)が最強というわけですね。
動画のレースは影が不発して石火はそもそも貰ってません。でも「垂れウマ回避」で勝ちました。
3.2 マイル鍛錬
[疾風迅雷]タマモクロスで関屋記念に出走しました。17着見えてるゾ
関屋記念は新潟芝1600で開催されるGⅢです。このコースはクラマ廃人の中でも特に悪名高いあの新潟ジュニアステークスが開催されるコースでもあります。
新潟ジュニアステークスがクラマ廃人から恐れられているのは、終盤が最終直線に入ってから少し過ぎたところにあるからです。これにより「アングリング×スキーミング」が有効ではなく、さらに追い比べによる速度上昇が持続したまま終盤に入るため数多の逃げが破壊されてきたのです。裏を返せば、最終直線速度固有はこのコースと相性が良いということです。最終直線が「レース後半の直線」となるため、「白い稲妻、見せたるで!」も有効です。あと「直線一気」も強いですね。
また、コーナーに下り坂が存在します。これにより、賢さを盛って下り坂モードを引き当てて一気に位置を上げることが可能です。
3.3 中距離鍛錬
[ティアード・ペタル]ニシノフラワーで新潟記念に出走しました。
「つぼみ、ほころぶ時」が出ていませんね。でもなんか勝ちました。「Shadow Break」の効果が終盤開始まで持続している(気がする)ことや、追い比べで加速できていることがプラスに働いたのでしょう。あと、最後に「ハヤテ一文字」と「末脚」が出ているのもすごく助かりますね。
新潟記念は新潟芝2000で開催されるGⅢです。ここまで全部新潟ですね。
ニシノフラワーを選んだことからもわかるように、このコースは終盤開始地点が最終コーナーの後半以降となっています。実は、蕾ショット有効中距離として知られる東京芝2000の終盤開始地点は最終コーナーの後半よりも少し前なので中距離鍛錬狙いなら新潟芝2000の方が適しているのです。あと最終直線に上り坂が無いのもちょっと強いです。
今回は根性育成で達成しました。1周年のアプデでラストスパートの速度に根性に応じた値が加算されるようになっており、この値は距離適性の影響を受けません。スピ賢さだったときよりもスピードは多少劣りますが、その分を根性と追い比べの出力でカバーできると判断しました。スピ賢さでも行ける気はしますが。
3.4 長距離鍛錬
[シューティングスター・ルヴュ]フジキセキでダイヤモンドステークスに出走しました。長いのでレース動画はありません。
ダイヤモンドステークスは東京芝3400で行われるGⅢです。もちろん中山芝3600のステイヤーズステークスにも出しましたがそちらはバ群に呑まれて5着でした。
距離適性でディスアドバンテージを負うのは、相手がラストスパートに入れている場合のみです。相手のステータスを確認すればわかると思うのですが、さすがにラストスパートに入れているとは思えないスタミナをしています。ですから、こちらはスタミナをしっかりと盛り、回復スキルを積み込むだけでいいです。「鍛錬シリーズ」で最も簡単な称号です。
3.5 ダート鍛錬
[Nevertheless]ナリタタイシンでスパーキングレディーカップに出走しました。
スパーキングレディーカップは川崎ダート1600で開催されるGⅢです。
終盤開始地点は向正面の直線であるため「迫る影」が有効です。
バ場適性が低い分は加速でカバーし、最高速度で滑り込みましょう。
4.おわりに
よくよく考えたら称号って1つしかセットできないから「ハルウララ全冠」以外ゴミじゃね?
ということでここまでお読みいただきありがとうございました。またお会いしましょう。