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隕石の反応

隕石だっ、、!
野球ボールすら取れない僕が隕石をキャッチした。ずっとベンチで試合にも出たことがない。
そんな僕が隕石を、、、

ここからHEROになると思っていた。
僕の右手は生まれた時から大きさを変えれるんだ。野球してる時はまだコントロールが効かなかった。今では自由自在に大きさを変えれるし小さい豆でも器用に掴める。

テレビにすぐに乗った、隕石を止めてHEROになっているんだと思いテレビをつけるのを楽しみにしていた。それは全く自分が想像しているものとは違かった。僕の右腕が(気持ち悪い)(人間じゃない)などの意見がほとんどだ。

僕はこの日本を救ったはずなのに。結局日本人は
悪いところしか見ない。別に僕が叩かれたりするのはいいけど日本は前に進まないし、新しいものを発明してるだけ根本的に変わってないのさ。

みんな自分のことばっかり納得いかないことは言う。そんなわがままな世界が頑張ってる人や気遣う人を苦しめてるんだよ。

僕が隕石を止めても変わらない世界ならいっそ何個でも隕石が落ちてこんな腐った世界なんて壊れてまた新しい世界が始まればいいんだ

クソな世の中だなと言って 
僕はテレビを見ながら粉々になった隕石で新しい日本を作っていた。

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