ダウンジャケットを検討している全人類に捧げます!
ダウンジャケットの知識おすそわけします😁
今年の冬は寒いらしいですよ、みなさん準備できましたか?私はまだ準備できていません、まだ色々と物色しています。もちろんダウンジャケットも候補の一つとして上がっています。
ダウンジャケットの機能項目として大きな信頼をよせられているものがあります。そう“フィルパワー”です。知っている方も多いかもしれませんが、この“フィルパワー”という値がダウンのぬくぬく性能と直結しているわけです。
今回はあらためて“フィルパワー”をおさらいしつつ、どの様にダウンジャケット選びをすればいいか、私の考えを共有します。
では行ってみましょう!
“フィルパワー”抜きにはダウンの性能は語れない?
フィルパワーはダウン自体の性能を数値化した値です。大きいほど高性能=暖かいとされています。ある一定重量でのダウンの体積をフィルパワーという数値で表します。正確には下記です。
という言葉だけではわかりずらいので下図参照ください。
ちなみに街使いだと、600フィルパワー以上あれば十分というのが定説です。
FP=フィルパワーだけで暖かさって言えなくない!?
そうです!さすがです!よくそのことに気づいてくださりました。昨今FP推しでプロモーションされている商品は多々ありますが、FPの情報だけでは暖かさわからないですよね。
FPと同時にダウン重量がないと暖かさって決めれないよね!?
っていうことなんですよね。下図で補足します。
市販のダウンジャケットはFP値の表示はあってもダウン重量の値はない
じゃあ、FP値とダウン重量の両方を調べて比較すればいいよね、と思って調べたのですが、FP値の表示はあってもダウン重量の表示は市販品にはありません。したがって我々消費者にできることは、ダウンのFPと洋服の重さを参考に感覚的に判断するくらいです。どういうことかというと下記ご確認ください。
具体的に言うと、ダウン以外の重さはダウンジャケットの装飾の重さです。FP値が高くてダウンジャケット全体の重さが大きくて、でも装飾が少ないシンプルなダウンだな、てやつは暖かい可能性が高いです。
FP値が高く、かつ、ダウンジャケット全体の重さが重かったとしても、ダウンジャケットの装飾がめちゃめちゃたくさんついている様なのは暖かくない可能性があります。
各社のダウンを比較するぜ!
言葉だけではわかりずらいですね。実際に比較してどんなもんか肌感を養ってみましょう。ということで、下図代表的なセレオリダウン並べてみました。
補足します。
“?”の表記はネットに記載がなかったです。ナノユニの“参700”は過去モデルに記載があった数値です(ゆえに参考扱い)、あわせてLサイズの数値しかネットになかったです。
結論 ダウンを買うときのチェックポイント3つ
どうですか、各社の数値見てピンと来ますか?めちゃめちゃファンの人には違いがわかるかもしれませんね。でもそれほど興味のない方からすると横一線だなと思ってしまうかもしれません。
というわけで、それらを踏まえた上で私的ダウンジャケット買い方の結論です。ダウンジャケットを買うときのポイントは3つあります。
ダウンに厚みがあって、極端にペラペラではないもの
着用時の重さが気にならないもの
見た目が気に入ったもの
え、これだけ粘って、その3つ!?って思うかもしれません。説明します。まず現状はどこも同じ様な数値で収まっています。また日本の気候であれば十分なスペックのものを各社用意されています。またダウンは機能性が高い服なので、価格と機能の相関が高いと推察できます。ある程度名のしれたメーカー同士であれば価格が同程度であればスペックも同程度と言えます。実際上記の表がそれを示しています。
みなさんの予算に合わせて見た目が気に入ったダウンジャケットを購入してください。もし余裕があれば着比べしてフィーリングで決めるのが確実かと思います。さんざん前半で語ったフィルパワーは参考程度です。暖かさの判断は実物のふわふわ度で決めてくださいw
ちなみに、今回三万円以下のダウンは調査してないので、三万円以下のダウンを購入する際は上記表を参考に性能を推察してみてください。
ではでは、皆様のダウンジャケットライフが素晴らしいものになります様に!
おまけ 各社ダウンのプロモーション様々でした
今回比較することで、各社のプロモーションにも違いがあって面白かったです。個人的にはジャーナルスタンダードのLASKAダウンが一番わかりやすかったです。ダウンというアイテムを通してこんなライフスタイルが送れますよというメッセージが伝わりました。少し重いけど、値段も抑えてあるのでこれを着てタフに外遊びしてください。って感じでしょうか。
PS
ダウンもやっぱりいいね〜
迷うな〜
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