見出し画像

心が風邪をひいている

ずっとしんどい。しんどいなあ。朝起きても「あぁ、今日も1日が始まってしまう」と思って無意識に布団を掴む手が強くなるし、そんな調子で気付いたら午前中が終わっている。また生産性のない時間を過ごしてしまったと思いつつ、身体が動かない。食欲も無いからトイレに行くこともない。ここ最近の1日は5畳の自室で完結する。好きな音楽も脳が受け付けない。歌詞がある音楽は意味を見出してしまって辛い。だからと言って無音だと良からぬ方向に考えを深めてしまうから、無理にでも音を耳に流し込む。こんな時にオールナイトニッポンは最適だ。内容なんて正直どうでもいい。誰かが私のことなんて考えずに自身の話を適当にしてくれているだけでいいのだ。


何も楽しくない。何も面白くない。死んでいるように生きている。感情が無い。死にたいとは思うけど、実際に死ぬ勇気なんてさらさら無いから結局気持ちだけが残る。死にたいというよりも消えてしまいたい。成仏するかのように、空に吸い込まれるようにして、何も無かったかのように私の存在が消えてしまえばどれだけ楽だろう。おやすみ、と瞼を閉じたら、そのまま違う世界へ行けないだろうか。

高3で鬱病らしき症状になった時もこんな感じだった。だけれどあの時の方が死にたい欲が強かったように思う。死ねるものがあれば自分できっと死ねる勇気は持っていた気がする。当時の鬱の原因は受験勉強。受験は正直終わりがあるから、それさえ終われば私のこの症状も収まるだろうと、心のどこかに一抹の希望があった。

しかし今回はどうだろう。原因は自己肯定感の低さと彼女という自分の所属の喪失。終わりがない。終わらせるには自己肯定感を高めることが一番の近道だと考えている。(自分の症状を和らげるために誰かの彼女になるというのは自傷行為だと思うからしない。絶対に。)でも自己肯定感を高める方法を説いた本が今でもベストセラーになるように、きっとそれは簡単なことではない。

なりたい自分になるためにしたくないことをすることは、しんどい。もうしばらくは自分の感情を優先してあげたい。どうか許してほしい。バイトに行きたくなかったら人手不足だろうが私はシフトを入れないし、自分を大切にしたいから自分の感情が一番穏やかになるような選択をしたい。
私は自分の今の役割上、どうしても外せない会議だったり用事がある。それくらいはリハビリだと思って参加しよう。5月の自分がやると決めたことは頑張ってやってみよう。
コロナが流行していて良かったと初めて思った。無駄な飲み会も無ければ終わりの決まっていない遊びもない。後期の授業もおそらくオンラインだから毎日大学へ行くことは無いだろう。夏休み中は部室のギターを自宅へ持って帰って家で自分のペースでやろう。自分のペースで進められることが本当にありがたい。

ちょっとまとまりが無いけど、ありのままの感情をそのまま言葉にしてみた。またしんどくなったらここに書いていきたい。
いつか未来の私が「こんなつらい時もあったなあ」って懐かしみながらこのnoteを読める日が来ますように。