[20230125]全国旅行支援は使った方が世の中のため?
全国旅行支援使っていますか?
こんなお得だから、ユーザとしては使う他ない。
某県に出張先のホテルを予約したところ、
全国旅行支援が使えてしまうので、宿代が20%割引の上に、現地で使えるデジタルクーポン2千円分が付与される予定だ。
会社によっては出張手当がある会社もあるであろうから、デジタルクーポン2千円分も付与されるとなれば、相当楽しい出張となるに違いない。
本来であれば、会社経費で手に入るポイントや特典は社員のモノかと言われると、
かなりグレーな範囲となるが、あまりうるさく言わない会社の方が多いであろう。
取り締まっても際限ないからである。
会社出張でマイルを貯めまくって、自分のプライベートの飛行機代にしてしまった、というエピソードはよく聞く。
話は戻すが、全国旅行支援はこんなにもバラマキ制度設計で良いのか、と余計な心配もしたくなる。
また「情報弱者」であれば、こういった便益も知らないままである可能性もある。
いつだって「情報強者」の方が得をし続ける世の中というものもいかがなものか、と感じるのも正直なところ。
がしかし、全国旅行支援は宿泊業や飲食業を営む人々のためのもの、と考えるべきであろう。
コロナショックに伴う数年の売上減を補うべく、ユーザの消費マインドを喚起するような施策であると考えれば、
制度設計上は、誰が旅行支援を利用しようと関係ない、ということとなる。
3/31までとなっているが予算制約があるので、早期に終了してしまう可能性もある。
ユーザは、世の中のためという大義名分を背負って早めに利用した方が賢いのかもしれない。
文責:株式会社おだわらコンサルティング
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