オダワラブレイク×小田原ツーリズムコラボ企画第二弾!オダワラ坐禅
オダワラブレイクと小田原ツーリズムとのコラボ企画第二弾!
心を整えるわたしの時間 オダワラ坐禅
についてご紹介します。
2020年夏小田原ツーリズムより依頼を受け小田原にすでにある体験コンテンツをまずは僕たち自身が体験してみようということになりました。
これまで、「ちょうちん」「お茶」「農業」「海」「坐禅」「寄木」の合計6つの体験をしてきました。
その中から今回オダワラブレイクは禅体験の「オダワラ坐禅」を制作しました。
小田原駅西口から徒歩5分。緑に囲まれた城山地区にある願修寺での禅、マインドフルネス体験です。
御住職レオさんとの出会い
禅の体験は魅力的ではないか?とミーティングで話す中でオダワラブレイクメンバー梅宮の知り合いにドイツと日本のハーフの住職さんがいるというなんとも興味深い情報をゲットし、体験をさせていただくことになりました。「坐禅」初体験のメンバーもいる中、少しでも雑念を持つと肩を叩かれるんじゃないか?しかもドイツハーフのガタイで叩かれたら肩逝ってしまうんじゃないか?という恐怖と緊張の中、願修寺の門をくぐると笑顔が素敵なレオさんが案内してくれました。
臨済宗大徳寺派願修寺住職 岩山宗應 通称レオさん。
ドイツと日本のハーフドイツで生まれ育ち大学入学時から日本に移り住む2016年に臨済宗専門道場で修行その後、空き寺となっていた願修寺へ入院。日本禅寺初のハーフ住職として幅広く活動中。
願修寺に初めて行った時は「ここがお寺?」というのが第一印象でした。今まで見てきたようなお寺と違い、街に溶け込むような佇まいが緊張をほぐしてくれました。日常から自然と非日常に入り込める。そんな場所です。
いざ体験スタート
畳の広い部屋へ案内され等間隔に用意された座布団へ座ります。
日日是好日と書かれた掛け軸。障子越しの柔らかい日差し。落ち着く空間の中、レオさんのお話で次第に緊張は解れていきました。座り方、手の組み方など、ゆっくり1つ1つ説明してくださるので初めてでももちろん安心です。
「ここでは日常、あなたが背負っているものを全ておろしてください。仕事や考え事、悩み、家族のことも全てこの時間だけはおろしましょう」
レオさんの言葉に体と心の力が抜けていきます。
そしていざ坐禅の開始。あぐらをかき、手を組み、教えていただいた呼吸の方法を試しながら心を無にしていきます。
無にしよう、無にしようと思う程できなくていかに自分が思考に支配されているのだろうと感じました。
しばらくすると少しづつなれてきて、漂う夏の空気や外の蝉の声が聞こえはじめ、やがて自分と向き合う時間に集中していく。次第に自分の中で心が軽くなっていくのを感じました。
数十分の体験が終了。
「足が痺れた〜」「どうしても雑念が出てきちゃうよー」と口々に感想をいう中で「ハマりそう!」「またやりたい!」と禅の魅力に取り憑かれたメンバーもいました。(その後数回体験しているメンバーもいます!)
北条早雲と禅
体験の後に面白いお話を聞きました。
実はこの願修寺小田原北条氏との縁が深いお寺らしいのです。初代北条早雲公は戦国大名になる前に京都にある臨済宗大徳寺で禅の修行を積んだといわれています。願修寺も同じ臨済宗大徳寺派のお寺で、北条三代目氏康公の奥方のお位牌が安置されているそうです。
「今まさにみなさんが禅を体験しようとされたことは北条早雲公と同じことをされているんですよ」
この言葉を聞き小田原で禅の体験をすることはとても意味があることなんだ。そして今日ここへ来たことは導かれてきたことなのかもしれない!と、胸が熱くなりました。
心の旅
坐禅の体験は旅にとても近いなと印象を受けました。体験前にレオさんがおっしゃっていた「ここでは日常、あなたが背負っているものを全ておろしてください。」という言葉。いつもゲストハウスへ来るゲストは日常から離れた場所に身を置きいつもと違う環境を楽しんでいます。そこにとても共通点を感じました。
坐禅をした後、自分自身も旅をしたような感覚に包まれました。坐禅はその場所にいながら旅をできる体験なのだなぁととても豊かな気持ちに包まれたことを今でも覚えています。
オダワラ坐禅
日常から少し離れた小田原という場所で、自然に囲まれた隠れ家のようなお寺で心も旅をする。心を解き放つ特別な体験をあなたもしてみませんか?
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願修寺住職 岩山宗應 レオさんはオンラインでの企業向けに坐禅体験も提供しています!
そしてそしてYOUTUBEチャンネルも開設されています。
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