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オー!サカナ!!ミュージックビデオ公開


オー!サカナ!!ミュージックビデオついに完成

先般、リリックビデオ公開のお知らせをnoteでさせて頂いたところですが、今回、ついにミュージックビデオが完成しました。

小田原市のホームページから一般公募の形式で出演者(ダンサー)を募集。
総勢20組の方からご応募がありました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

私もご応募された全ての動画に目を通しましたが、皆さん笑顔で一生懸命踊って頂き、本当に感動しました。

個人からグループまで、たくさんの方にご出演頂きました。

さて、無事にミュージックビデオが公開されたこともありますので、このnoteでは企画立案に関わった「中の人」目線で、前回投稿時に続編とさせて頂いた、ここだけの話を書いていこうと思います。

企画は通った・・・でも楽曲づくりはどうする?

内部で企画書は通ったものの、
最初の関門は「楽曲制作」でした。
当方は音楽の専門家でもないため、自ら楽曲制作は出来ず、誰かにお願いするしか方法がありませんでした。

そこで閃いたのが、「藍坊主」です。
そう、小田原といえば、地元が生んだ偉大なロックバンド「藍坊主」があります。地元には同バンドに関連する方々が複数いらっしゃることは、事前の情報で掴んでいました。

小田原出身ロックバンド藍坊主(公式HPより引用)

その中でも、1番初めに頭の中に浮かんだのが、藍坊主の聖地といえるLIVE HOUSE小田原姿麗人でした。

LIVE HOUSE小田原姿麗人(公式Instagramより引用)

私自身はかれこれ15年以上、藍坊主のファンで何度も何度もライブに足を運んでいたほどなので、姿麗人の亀井さん(藍坊主元メンバー 現姿麗人統括)の存在は勝手ながら知っていました。

そこで、意を決して、新宿LOFTでやっていた藍坊主のライブの物販に来ていた亀井さんに「小田原の水産業を盛り上げるため、楽曲制作に力を貸してほしいです」とお願いをしました。ライブ中に、アポなし突撃です。

姿麗人 亀井さんとの出逢い

お仕事中、お忙しい中にも関わらず、亀井さんはアポなし、突撃で来た私の話を真摯に聞いてくださいました。

今思えば非常に失礼な突撃だったと思うのですが、そんな私に対しても、「是非、やりましょう!」と快く言ってくださり、そこからこの企画が本格的に動き出しました。

「オー!サカナ!!」は色々な奇跡が重なってできた楽曲ですが、私にとっては、この瞬間が1番大事なシーンで、最も奇跡的な瞬間でした。

あの日にロフトに行っていなければ、もしかしたら
「オー!サカナ!!」は生まれてなかったかも?

錚々たるメンバーが集まった「オー!サカナ!!」

プロデューサーである亀井さんの多大なるご尽力があり、楽曲制作にあたっては、錚々たるメンバーが揃いました。

作詞作曲には藍坊主リーダーで同バンドの楽曲はもちろんのこと、SUPER EIGHT(関ジャニ∞)や、水樹奈々への楽曲提供、JR小田原駅「おさるのかごや」の編曲も手がけた実績をもつ藤森真一さん、編曲にアニメNARUTOのエンディング曲を手掛けたり、各種メディアへの楽曲提供の実績も豊富なハンサム判治さん、そして、歌唱は日清カップヌードルのCM、TBSテレビ「はやドキ!」テーマソングなど多数のタイアップ、日本武道館でのソロ講演を成功させるなどの実績がある、弾き語りトラックメイカーアイドル眉村ちあきさんといった錚々たるメンバーです。

私も4月に行われたハンサムスタジオで行われたレコーディングに顔を出させて頂きましたが、プロの方々が楽曲を作っていくシーンはとても新鮮で感動的でした。

ちなみに今や楽曲の中でも印象的に聞こえる「EPA」、「DHA」のフレーズはこのレコーディングの中で亀井さんの発案により収録されました。そのほか、入りの「レッツゴー!」やいろいろな掛け声は眉村さんの遊び心のままにレコーディングされました。

難しい楽曲を楽々と、そして遊び心も交えながら、天真爛漫にどんどん歌唱を重ねていく様に、本当に天性のミュージシャンだと思いました。
今でも忘れられない貴重な経験です。

レコーディングオフショット
左から、亀井さん、眉村さん、ハンサム判治さん
(ハンサム判治さんXより引用)

楽曲公開、次はミュージックビデオ

7/10に楽曲(リリックビデオ)が公開。
さて次はミュージックビデオの制作、というところで、その具体的な進め方を思案することになりました。

もともと、ミュージックビデオの制作にあたり、たくさんの出演者を集め、ダンスを繋ぎ合わせる構成を予定していましたが、当初は全てこちらで撮影することを考えていました。

そんな私の考えが大きく変わったのは、8/4「第31回小田原みなとまつり」での「オー!サカナ!!」お披露目ライブでの出来事です。

お披露目ライブでは「オー!サカナ!!」を2回歌唱していただいたのですが、2回目の歌唱の際に、眉村さんの動きに合わせて、観ていたお客様の多くが同じように体を動かし、ダンスをしていました

小田原みなとまつりにて、
眉村さんのフリに合わせて踊る観客の皆様

この時に、すごく良い意味で、「もう自分たちだけの曲じゃないな」と思いました。

「自分たちの曲じゃなく、聞いてくれた方の曲であってほしい。この楽曲はそれが出来る。」みなとまつりのあの瞬間、そう確信しました。

この考えをヒントに、ミュージックビデオの制作にあたっては徹底的に「参加型」であることを意識しました。そこで使った手法が、参加者の一般公募です。
(以下は実際に募集を行ったページです。)

もしかしたら1件も集まらないかもしれない・・・そんな不安もありました。でも、この楽曲なら、きっと大丈夫。誰かの曲になる力がある。そう信じて、参加者に任せることにしました。
結果は、ご覧頂いたミュージックビデオのとおりです。
本当に素晴らしい出来となりました。
皆さん、ありがとうございました。

地元小田原の方から、遠方の方まで、
たくさんの方々にご協力を頂きました!

今後のこと

約10か月に渡った「オー!サカナ!!」プロジェクトもここで一区切りとなりました。
でも、ここからが本当のスタートです。

この楽曲は「魚の消費量を拡大する」そして、「日本の水産業を盛り上げる」その起爆剤となるために作られたものです。

この楽曲が全国で流れ、多くの人に知ってもらい「誰かの歌になること」、そしてこの楽曲をきっかけに「魚を食べてもらうこと」が目標です。

そして最後にお願いです。

全国の魚屋や、スーパーなど水産に携わる皆様へ。

本楽曲は魚食普及や、水産物の販売促進に使う場合は、フリーで使えますので、是非お使いください。楽曲のデータが欲しい方は連絡ください。

そして、このnoteを読んだ全ての皆様へ。

楽曲をたくさん聞いて、歌って、踊ってください。
Instagram、Tiktokなど、たくさんの媒体で使ってください。
令和のお魚ブームを、私たちみんなで起こしましょう。

新しい水産業の未来のために、皆さんのお力を貸してください!

どうぞよろしくお願いします。

レコーディング時のオフショット。
お気に入りの1枚です。
(ハンサム判治さんXより引用)

◆追記① 小田原市広報番組「colorful」◆
小田原市広報番組「colorful」にて、「オー!サカナ!!」が特集されました。楽曲の制作秘話など、制作メンバーが語っておりますので、こちらも是非ご覧ください。

◆追記②「広報おだわら11月号」◆
広報おだわら11月号にて、「オー!サカナ!!」特集記事が掲載されました。こちらも是非ご覧ください。


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