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高校生医療の無償化それ自体は賛成。でも、財源が示されないので、先送りするべきと判断。だから反対。

高校生までの医療費の無償化が議論されました。これを進めることには賛成。

でも、現状のあせった進め方には反対をしました。

どういうことでしょうか。

わたし自身も、2児の子どもを育てる父親です。上の子は小学校2年生になります。この子が小さい頃、1日だけ入院することがありました。

お医者さん、看護師さんの懸命な対応で、無事に退院できました。その帰り際、一枚の紙を見せるだけで、お金を払うことなく病院を出ることができました。

ほんとうにそのとき、無償化ってすごい。ありがたい、そう感じたものです。

だから、みなさんと同じように、無償化にしてほしい。親として、そう想います。

他方で、議員としての立場があります。

無償化すれば毎年、3億円とも5億円ともいわれる財源が必要になります。

家庭でいえば、光熱費とか携帯料金とおなじ。毎回いるお金です。岡崎市がそれを確保することができるのだろうか。はじめたはいいけど、お金がないからやめる、そんなことになりはしないだろうか。

ずっと続ける制度とするために、例えばワンコイン(500円)の負担をしてもらう方法がいいのではないか。

これは家庭内で子どもに携帯を持たせるときにする議論と似ています。

無償化にもそういう議論が必要です。

今回は、その時間がありませんでした。

だから、わたしは、改選後、新年度に向けてじっくり議論をするべきだと考えています。

そして、しっかりと見通しをたて、高校生の医療費を無償化するべきです。

無償化それ自体には賛成。でも、いまは議論をするべき。だから反対としました。

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