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「議会の人事が決まり、あらたな一年へ」通信#03
議会の人事がありました。
議長をはじめ、各委員会の委員長など、議会の役職を決めるものです。岡崎市議会では毎年11月におこなわれます。ポストをどう決めるのか。たまに質問を受けます。おおまかな基準として例えば、議長職であれば3期以上。常任委員会(つねに議会内に設置する委員会のことです)の委員長であれば2期以上となります。
とはいえ、あくまで基準は慣例です。法や条例があるわけではありません。この基準にしたがい、会派間で調整しポストが決まります。
人事は大切です。こういうと、なんだか熾烈なポスト争いを好む「官僚たちの夏」を思い出しますが、そうではありません。
議長は議会の顔です。対外的な公務も多くあるはずです(たぶん)。議会となれば、行司の役割も求められます。不意に起こる事態には、法や慣例、要綱に従い冷静かつ暖かくその場をおさめることが必要とされます。
わかりやすいところで言えば、会議におけるファシリテーターを思い起こしていただければと思います(わかりにくいですかね)。
その他の長も議長ほどではありませんが、そうだと言えます。ここにどのような人をつけるのかで議会全体の雰囲気が変わってきます。
今回、わたしは文教経済委員会の長にご推挙いただきました。
「推挙」というのは、委員長は、所属メンバーのなかの年長者が長を指名し、委員に許諾を得るかたちで決まるからです。この委員会は、社会文化部、こども部、経済振興部、教育委員会事務局、農業委員会事務局の所管事項をあつかいます。
教育と子育て政策として、部活動の地域移行。小中学校の体育館へのエアコン設置。校内フリースクール。子ども若者総合相談センターの拡充。
また、市長選挙で話題となった給食費の無償化、高校生の通院医療費の無償化の是非などもあり得ます。これら多くの重要な議題を審議することが想定されます。
いただいて職責を全うできるよう、全力で努めて参る所存です。
みなさんも、ご意見がありましたら、いつでもお気軽に公式ラインへご相談していただければと思います。